発売から2年弱で、出荷台数が200万台を超えた手の平サイズのPCボード「Raspberry Pi」(写真1)。4000円前後と格安ながら、GUIベースの使いやすいOS(Linux)が動き、普通のPCとして楽しめる。

写真1●Raspberry Pi
右手間のUSBポートにマウスとキーボードをつなぎ、左手前のHDMIポートにディスプレイをつなげば、Linux PCとして使える。1番手前のイーサネットポートにLANケーブルをつなげば、もちろんインターネットにもアクセスできる。
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 最近では、米Googleが日本のIT教育支援にRaspberry Piを5000台提供することで話題を集めた(関連記事)。筆者が所属する日経Linuxでも、Raspberry Pi本体と関連ムックのセットを2013年6月に販売したところ、用意した600セットが1日強で売り切れてしまった(同8月に追加で650セットを販売、1月16日まで別のセットを販売中)。

 Raspberry Piにこのような人気が集まる大きな理由が、普通のPCにはできないモノ作り(電子工作)を楽しめることだ。LEDを付けて光らせたり、センサー類を取り付けて温度や距離を測ったり、果てはロボットを作ったりできる。

写真2●Raspberry PiのIPアドレスをLCDディスプレイに表示したところ
Raspberry Piの起動時に表示し、簡単にリモートログインできるようにする。
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 筆者も昨年は、モノ作りの記事をたくさん企画してきたが、自分で手を動かしたことはまだ少ない。そこでこの冬休みに、ちょっと本格的なモノ作りに挑戦してみた。Raspberry Piとほぼ同サイズのLCDディスプレイを取り付けて、日本語を表示できるようにするという工作だ。手始めとして、Raspberry Piの起動時に、自身のIPアドレスを表示させる仕組みを実現した(写真2、Raspberry Piのピンヘッダーに取り付けてある紙は、ここからダウンロードできて便利だ)。

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