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間違いだらけのネットワーク作り

松田 次博=情報化研究会主宰
ITpro

目次

  • SDNとデュアルモバイルでWANが変わる

     アクセスルーターという製品カテゴリーがある。企業ネットワークにおいてオフィスや店舗などのLANを広域ネットワーク(WAN:Wide Area Network)に接続するルーターだ。小型の装置ではあるが、WANの形態や機能はアクセスルーターによって決まると言ってよい。そのアクセスルーターがSDNとデ…

  • 「爆買い」で進化する公衆無線LAN

     2012年に企業ネットワークと公衆無線LAN事業者がネットワークをシェアする「ツルハ・モデル」を始めて3年たった。筆者はネットワーク本体を提供する立場であり、公衆無線LANはKDDIの子会社であるワイヤ・アンド・ワイヤレスが受け持っている。「爆買い」という言葉で象徴される購買意欲の旺盛な訪日外国人…

  • IHIの「クラウド電話」に関する疑問

     いささか古い話だが7月23日付の日本経済新聞朝刊に「社内電話クラウド移行IHI、運用コスト2割減」という記事が掲載された。企業電話の記事が日経新聞に載るのは何年ぶりだろう、と驚いた。構築を担当するNTTコミュニケーションズも同日にニュースリリースを出していた。新聞より少し詳しく、オンプレミスのPB…

  • 「5歳」になったiPadのこれから

     2010年5月にiPadが販売開始されてから1年余りの間、まさにブームというべき状況の中でiPadにはずいぶん仕事をさせてもらった。2台のiPadがネットワークを介して資料を共有したり、電話会議したりできるアプリを開発し、全国各地で約30回の講演をこなした。結局、電話会議アプリはちっとも売れず、紙…

  • iPhone 6と閉域モバイル網で高品質スマホ内線を実現

     いつも実際に手掛けたことを基にコラムや記事を書いているが、初めて原稿でアイデアを先に書いて後から受注するという面白い経験をした。ITproの特集記事「安さだけじゃない、格安SIMで変わる企業ネットワーク」を書いていて閃いたアイデアがあった。「閉域モバイル網によるIP内線電話」、略称「Mモデル」(M…

  • 次世代ネットワークサービス「WVS 2」の使い方

     この6月、KDDIは法人向け次世代ネットワークサービス「WVS 2」(Wide Area Virtual Switch 2)の機能を大幅に強化する。WVS 2の提供開始は2014年9月で、SDNを使ったオンデマンド・ネットワークサービスという点が画期的である。

  • 「知性」を持ち始めたSDN

     今年のゴールデンウィークも例年通り、愛媛に帰省した。米寿を迎え、久しぶりに東京から里帰りした伯父の一家とともに、しまなみ海道の大三島にある大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)を観光した。ここには源頼朝や源義経が奉納した甲冑が国宝として保存、展示されている。全国にある三島神社はここから広まったものだと…

  • 人材不足緩和の「特効薬」とは?

     2015年4月4日、土曜日9時過ぎ、京都研究会に出かけるため品川から新幹線に乗った。京都研究会といっても「京都」を研究する会ではなく、筆者が主宰する情報化研究会を京都で開催するという意味だ。毎年4月の第1土曜日に開催すると決めており、今年が16年目である。

  • プレゼンに「点数」を付けられて分ったこと

     「私はネットワーク技術者というより、ネットワーク話術者を目指しています」、と講演などで冗談めかして言うことがある。プレゼンや講演には多少の自信があるのだが、先日、プレゼンを評価するプロに点数をつけられる機会があった。

  • 「バトル」を勝ち抜く営業に必要なもの

     筆者が主宰する情報化研究会では毎年、4月の第1土曜日に京都で研究会を開催している。今年は研究会のテーマを「格安SIM、SIMフリースマホで革新するコミュニケーション&コンピューティング」とした。講師は筆者とIIJネットワーク本部 ネットワークサービス部 モバイルサービス課の佐々木太志さんである。格…

  • 2015年、MVNOに期待すること

     今年、企業ネットワークで最も注目すべきは、MVNO(仮想移動体通信事業者)の活用である。昨年コンシューマー向けで話題になった格安SIMを、企業はどう活用すべきか。企業では固定回線(光ファイバー)の代替としての利用から、M2M、さらには安価なIP電話サービスのインフラなど、MVNOが提供するサービス…

  • 「脱・iPhone」を考える

     日本でのiPhone人気は、iPhone 6の売れ行きを見る限り衰えを知らないようだ。筆者もiPhoneを使い始めて4年余りになる。キャリアは異なるが家族も5人全員がiPhoneを使っている。正直、iPhoneファンである。だが、そろそろ個人も企業も脱・iPhoneを考えるべきだと思っている。

  • iPhone 6のVoLTEを音声系サービス進歩のきっかけに

     9月に発売されたiPhone 6の目玉機能の一つは、VoLTE(Voice over LTE)である。iPhone 6のVoLTEは、10月1日時点でドコモを含めて日本の3大モバイルキャリアはまだ対応時期を発表していない。日本で使えるのはもう少し先になりそうだが、iPhone 6のVoLTEには面…

  • 設計ポリシーの転換で回線コストを半分にする法

     企業のWANは新技術や新サービスの登場で数年ごとに更改の契機を迎えてきた。ここにきて設計ポリシーを転換するだけで回線コストを大幅に削減できるチャンスが訪れている。専用線からフレッツへ、フレッツから格安SIMへという簡単な転換である。

  • 「レイヤーゼロ」が企業ネットを支える

     先日、筆者が担当するお客様のネットワークで、ある拠点のネットワーク設備や回線を移設する工事があった。広大な工場で、100メートル以上離れた場所への移動である。技術的に難しいことなど何もない単純な移設なのだが、これが一仕事であった。レイヤーゼロの調整・工事が大変なのである。

  • スマホがパソコンに代わる日

     オフィスワークもモバイルワークもパソコンを使わずスマートフォン1台で済ませてしまう――。そんな日が目前に迫っている。 今や個人がパソコンを持たず、メールやSNS、アプリの利用などをスマホだけで済ませることも珍しくなくなった。スマホの性能は飛躍的に向上している。例えば、2007年のiPhone初代機…

  • 「格安SIM」で変わるルーターの選択

     携帯通信事業者(MNO)の接続料金大幅値下げやライトユーザーのニーズを背景に、MVNOの格安SIMが注目を集めている。格安SIMはコンシューマーだけでなく、企業のWANにも大きなインパクトがある。今後、MNOとMVNOのサービスや料金プランが多様化する中、それらを企業ネットで生かすにはどんな仕様の…

  • クラウド時代の企業ネットはキャリア網か、インターネットか?

     7年前はバズワードだったクラウドも、企業のIT戦略が所有から利用へと変革する中で、今やIaaSからSaaSまで広がりを見せている。先日、ある企業の方にネットワークの見積もりを説明したところ「なぜキャリア網を使うのですか?」と質問をされた。インターネットを使ったほうが安いと思っているので、こんな質問…

  • LINE電話で考える「電話番号」の意味とビジネス

     2月に楽天がバイバー・メディアを9億ドルで買収し、3月にはLINEが「LINE電話」を始めるなど、電話アプリの話題がにぎやかだ。すっかり古株になってしまった「Skype」、大手通信事業者が提供するる「050 plus」「楽天でんわ」と、電話アプリは百花繚乱の趣がある。これらを電話番号の観点で分類す…

  • 「偉大な」INSを超えるLTE

     INSは偉大である。なぜなら、光ファイバーはもちろん、ADSLさえ引けない場所でもINSならまず間違いなく引くことができるからだ。全国津々浦々に拠点を展開する大規模な企業ネットワークでは、INSで接続している拠点が数か所はあるものだ。しかしINSだけのキャッチフレーズだった「どこでも引ける」は、L…

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