「携帯ゲーム機市場の生き残りは任天堂とソニーだけ」。米In-Statが米国時間9月6日に,携帯ゲーム機に関する調査結果を発表した。それによると,過去1年間にフィンランドNokiaの「N-Gage」や米Tapwaveの「Zodiac」「Gizmondo」といったゲーム機が登場したものの,現在は任天堂とソニーのゲーム・プラットフォームしか残っていないという。

 In-StatアナリストのBrian O'Rourke氏は「任天堂は2004年終わりに『ニンテンドーDS』の立ち上げを日本と北米で成功させ,2005年第1四半期には欧州市場参入にも成功した」と述べる。「ニンテンドーDSで採用した2画面構成は人気を獲得し,携帯ゲームの新しい遊び方を作り出しただけでなく,新たなユーザー層を生んだ」(同氏)。

 そのほかの主な調査結果は以下の通り。

・2005年の時点でソニーの「プレイステーション・ポータブル(PSP)」はニンテンドーDSを上回ったが,2006年に日本でニンテンドーDSの売り上げが急増し,形勢は逆転した。この状況に対処するため,ソニーは2006年第4四半期に世界の主要地域でPSPを値下げする可能性がある

・任天堂の「GAMEBOY」の売り上げは,ニンテンドーDSが登場してから大幅に下がってきた。In-Statは,任天堂がGAMEBOYの販売を2007年に打ち切るとみている

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