米Apple Computerが,プロ向け写真編集ソフトウエアの新版「Aperture 1.1」を米国時間4月13日に発表した。米Intel製プロセサおよびPowerPCベースの両Macintoshに対応したUniversal版となった。価格は299ドル。旧版「Aperture1.0」(499ドル)から大幅に値下げした。同日から販売開始。Aperture 1.0のユーザーにはアップデータを無償提供する。

 Apertureは,プロ写真家向けのポスト・プロダクション・ツール。デジタル・カメラの生データであるRAWデータを,JPEGデータなどと同様に扱える。

 新版は,RAW画像のレンダリング処理を大幅に改善したほか,新たなRAW画像調整機能を搭載した。動作周波数2.16GHzのIntel Core Duoプロセサを搭載するMacBook Proで画像調整と検索の処理速度を計測したところ,動作周波数1.67GHzのPower PCプロセサ搭載15インチPowerBook G4に比べ,最大4倍高速化したという。ニコンの「D200」やキヤノンの「30D」のRAWデータにも対応した。

 新版の主な特徴は以下の通り。

・RAW画像レンダリングにおいて,ノイズ低減,シャープネス補正,ハイライト部復元といった処理を改善

・ブースト,シャープネス補正,クロマブラーなどのデコード設定を調整できる「RAW Fine Tuning」コントロールを追加

・調整ヘッズ・アップ・ディスプレイ(HUD)やルーペ拡大ビューア内で画素値を,RGBまたはLab,CMYKで表示可能なカラー・メーターをビルトイン

 なおApple社は,Aperture 1.0のユーザーに対し,オンライン・ストアApple Online Storeで利用可能な200ドルのクーポン券をWebサイトで提供する。

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