オープンソース・ソフトウエア団体のFedora Projectは,ディレクトリ・サーバー「Fedora Directory Server 1.0」を米国時間12月5日に公開した。同サーバーは,同プロジェクトを支援する米Red Hatが2004年9月に米America Online(AOL)のNetscape Security Solutions部門から買収した「Netscape Directory Server」をもとにしている。

 同サーバーは,ユーザー,リソースの大規模なディレクトリを管理するように設計されており,LDAPに準拠する。

 Fedora Directory Server 1.0には,初心者や新しいユーザー向けに詳しい説明を提供するドキュメンテーションが用意されている。 Red Hat社のWebサイトからダウンロードできる。同ドキュメンテーションは,「Red Hat Directory Server」と表示されているが,Fedora Directory Serverにほぼ100%当てはまる記述となっているという。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,バージョン1.0では,パスワード暗号化の処理に関するいくつかのモジュールが追加されている。しかし,64ビット版x86プロセサには対応していない。

【訂正】
掲載当初「x86プロセサには対応していない」とありましたが誤りで,正しくは64ビット版x86プロセサには対応していない」です。お詫びして訂正します。

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