7割の読者モニターがモバイル・データ通信カードを利用している──。この結果を見ると,企業のモバイル活用はかなり進んでいるようだ。

Q1●モバイル・データ通信カードを利用していますか?
Q1●モバイル・データ通信カードを利用していますか?

 現在利用中(利用予定・検討を含む)のモバイル・データ通信の方式(複数回答)として最も多かったのは,PHS(パケット方式,PIAFS方式)で約4 割。次に多かったのは第3世代携帯電話(W-CDMA,CDMA2000)で約3割。メガビット/秒クラスの実効速度が期待できる第3.5世代携帯電話(HSDPA,CDMA2000 1x EV-DO)の利用は2割弱だった。1割に満たないが,第2世代携帯電話(PDC,cdmaOne)を利用中の読者モニターも存在した。企業によっては複数の通信方式を使っている場合もあるだろう。

Q2●利用中(予定・検討を含む)のモバイル・データ通信カードの通信方式は?(複数回答)
Q2●利用中(予定・検討を含む)のモバイル・データ通信カードの通信方式は?(複数回答)

 実際にモバイル・データ通信カードを利用する場所(複数回答)を聞いたところ(予定・検討を含む),最も多かったのが「顧客など社外の訪問先」で約8 割。次に多かったのが「移動中の電車やタクシーの中」で約4割。社内のノート・パソコンやワイヤレス・ルーターに挿して利用している読者モニターも1割程度存在した。「その他」の記述欄には「自宅」といった回答も数件見られた。

Q3●モバイル・データ通信カードを利用する場所は?(複数回答)
Q3●モバイル・データ通信カードを利用する場所は?(複数回答)

 グラフは掲載していないが,利用しない理由(複数回答)としては,「社外で業務をしないため」と「データ通信料金が高いため」が5割弱で並んだ。

 全回答者が対象の自由記入欄には,「都心部以外では遅い」といった速度とエリアに対する不満が多かった。

●調査概要
出典:日経コミュニケーション 2008年7月1日号 p.97
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。