写真●「Google Wear」の紹介ページ(http://www.android.com/wear/
[画像のクリックで拡大表示]

 米Googleは米カリフォルニア州サンフランシスコで開幕した開発者会議「Google I/O」において現地時間2014年6月25日、ウエアラブル端末向けプラットフォーム「Android Wear」を搭載した腕時計型デバイス(スマートウオッチ)をはじめ、自動車向けプラットフォーム「Android Auto」やテレビ向けプラットフォーム「Android TV」などを発表した。

 Android Wear(関連記事)は、「Android 4.3」以降を搭載するモバイル端末と連携する。「OK Google」と呼びかけて音声で今日の予定を尋ねたり、テキスト送信などを指示したりできる。指先によるタッチ操作にも対応する。フィットネス関連の機能も備え、心拍数や歩数などを管理できる。

 Android Wear搭載端末の第1弾として、韓国LG Electronicsの「G Watch」と、韓国Samsung Electronicsの「Gear Live」が、同日より「Google Play」で注文の受付を開始している。さらにGoogle傘下の米Motorolaが「Moto 360」を数カ月以内にリリースする予定。

 G Watchは1.65インチのIPS液晶ディスプレイ(280×280ドット)を搭載し、本体サイズは37.9×46.5×9.95mm、重さは63g。日本での販売価格は2万2900円。Gear Liveは1.63インチインチのSuper AMOLEDディスプレイ(320×320ドット)搭載で、本体サイズは37.9×56.4×8.9mm、重さは59g。日本での販売価格は2万2000円となっている。

 Android Autoは、Androidスマートフォンを車に接続して、ダッシュボードのタッチスクリーン画面で「Google Maps」を通じたターンバイターンのルート案内を表示するほか、「Google Play Music」のプレイリストやラジオステーションの音楽再生、音声によるWeb検索、「Google Now」のリマインダー通知などを安全に操作できる。Android Autoを搭載した自動車は年内に登場する見込み。

 Android TVは、音声命令で見たいテレビ番組を検索して視聴できるほか、「Google Play」や「YouTube」のビデオコンテンツを再生したり、Androidゲームをプレイしたりできる。「Google Cast」技術をサポートしているため、スマートフォンやタブレット端末から映画やテレビ番組をストリーミングできる。年内にAndroid TV搭載器機がリリースされる見通し。

 米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、Android TVのパートナー企業にはソニーやシャープ、米Razer、台湾ASUSTeK Computerなどが含まれる。

 Googleはそのほか、100ドル未満の新興国向けスマートフォン「Android One」も発表した。秋にインドで発売し、その後他の地域にも拡大する。

[発表資料へ]