写真●ULLtraDIMMの外観
写真●ULLtraDIMMの外観
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 サンディスクは2014年1月23日、メモリーチャネルをストレージアクセスに利用する低遅延のフラッシュストレージ「ULLtraDIMM」(写真)について、検証用の出荷が始まっていると発表した。米SanDiskが1月20日に発表した内容を日本語化して発表したもの。ユーザー企業に対しては、サーバーベンダーへのOEM供給を経て出荷する形になる。ULLtraDIMMを搭載するサーバーの例としては、日本IBMが2014年第1四半期から新世代PCサーバー「X6」を出荷することを発表済み。

 ULLtraDIMMとは、PCサーバーのメモリースロットに挿して使えるDIMM型のフラッシュストレージである。カナダDiablo TechnologiesのMCS(Memory Channel Storage)技術を利用している。既存のメモリーコントローラーをそのまま使って、メインメモリーのチャネル(DDR3)を介してアクセスする仕組み。ULLtraDIMM側にはI/O割り込みを制御する機構などを搭載しており、メモリーチャネルを介したアクセスと内蔵フラッシュへのストレージアクセスを変換する。

 メモリーチャネルという、サーバーで利用可能なインタフェースの中でも特に低遅延なチャネルを使うことで、書き込み遅延時間は5マイクロ秒未満になっているという(ベンチマーク試験では5~10マイクロ秒の結果を出したという)。現在において遅延時間が小さいことを特徴としているPCI Expressバス接続型のフラッシュストレージよりも、さらに低遅延となる。1枚のULLtraDIMMの容量は、200Gバイトまたは400Gバイト。

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