写真●SilverBullet PowerLinux Applianceの外観(プラットフォームとして「IBM PowerLinux 7R1」を使用)
写真●SilverBullet PowerLinux Applianceの外観(プラットフォームとして「IBM PowerLinux 7R1」を使用)
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 Skeedは2014年1月17日、遠距離でも高速に通信できるファイル転送ソフト「SilverBullet」をプリインストールした、ファイル転送アプライアンスサーバー機「SilverBullet PowerLinux Appliance」(写真)を発表した。1月下旬に出荷を開始する。価格はオープンだが、販売代理店の1社であるアルゴグラフィックスの場合、ハードウエア込みで「1000万円未満での提供を目標にしている」としている。

 SilverBulletとは、FTPやHTTPなどの既存プロトコルを代替する、ファイル転送プロトコル(関連記事:Skeedが遠距離ファイル転送ソフトに新版、アクセス権限管理が可能に)。これらTCPベースの転送プロトコルの代わりにSilverBulletを使うと、往復遅延時間が大きな遠距離通信において、より高速にファイルを転送できるようになる。

 使い方はFTPなどと同様に、C/S(クライアント・サーバー)型をとる。SilverBulletのクライアント(CLIコマンドおよびGUI画面)からSilverBulletのサーバーに接続し、ファイルをアップロード/ダウンロードする。

 今回、SilverBulletの最上位エディション「SilverBullet for Enterprise」(接続クライアント数無制限、帯域は1Gビット/秒)を、日本IBMのRISCプロセッサー搭載機「IBM PowerLinux 7R1」(関連記事:日本IBM、POWER搭載Linux専用機に約100万円のエントリーモデル)にプリインストールしてアプライアンス化した(CPUは4コア×1個構成)。製品化にあたっては、日本IBMと協力し、IBM仕様のJava環境に合わせてSilverBulletのチューニングを施したとしている(SilverBulletはJavaで動作する)。

 SilverBulletをアプライアンス化した狙いの一つは、ミッションクリティカルな業務システムにおける高速ファイル転送の需要に応えること。アプライアンス化によって、業務システムの領域に適用しやすくなったとしている。