写真1●LINE代表取締役社長の森川亮氏
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写真2●年内3億ユーザー突破を掲げる
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写真3●登壇した執行役員・CSMOの舛田淳氏(左)、森川社長(中)、取締役の出澤剛氏(右)
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 スマートフォン向けの無料通話・メールアプリ「LINE」を提供するLINEは2013年8月21日、千葉県浦安市でカンファレンスを開催し、LINE事業の最新状況や事業戦略について説明した。LINEの登録ユーザーは7月21日に2億人を突破し(関連記事)、8月21日時点では2億3000万人にまで拡大。ユーザー数について同社代表取締役社長の森川亮氏(写真1)は「目標は年内3億人突破」とした(写真2)。

 カンファレンスでは、森川氏がLINEのこれまでの展開と海外展開、取締役の出澤剛氏がマーケティングプラットフォームとしてのLINE、執行役員・CSMOの舛田淳氏がプラットフォーム戦略、ゲーム事業および新サービス(関連記事)について説明した(写真3)。

 森川氏は、まずはLINEのこれまでを振り返り、LINEが急速な成長を遂げているプラットフォームであることを印象づけた。7月に2億人を突破したのは前述の通りだが、ユーザー数の伸びだけでなく、ユーザーのコミュニケーション頻度も膨大なものになっているという。メッセージは8月実績で1日あたり70億件、スタンプは1日あたり10億件利用されており、通話も前年比で912%伸びているという。

 また、40%の夫婦がLINEを使い始めてからコミュニケーションがこれまでよりも活発化し、さらに30%が夫婦仲が良くなったと回答したといったアンケート結果も紹介。「スタンプだけで会話するといったコミュニケーション文化も根付いている」など、LINEが「人々のコミュニケーションのあり方に革命を起こし、コミュニケーションが進化したともいえる」と述べた。

「LINEを世界共通言語に」

写真4●スペインおよびタイにおける競合とのGoogle Playの比較
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写真5●「FC BARCELONA」の公式プロダクトである選手のスタンプ
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 LINEのグローバル展開については既に17言語に対応し、全ユーザーの8割が既に海外のユーザーであると説明。メッセンジャーアプリは競争が激しい中で、「現地の文化に根付いたコンテンツを提供することで各地で愛され楽しんでもらえる」とし、後発でありながら既存のメッセンジャーアプリを超える実績を出している例としてスペインとタイを挙げた。

 スペインは現在1500万、タイは1800万人のユーザーを抱える。スペインでは先行していた「What'sApp」に肉薄し、タイでは既にWhat'sAppを超えたなどGoogle Playの実績を披露した(写真4)。海外展開は現地で人気のキャラクタースタンプや俳優などの公式アカウントを展開するといった地域特化型の取り組みだけでなく、世界的に人気のある「FC BARCELONA」の公式プロダクトとして選手のスタンプ(写真5)を出すといった取り組みも進め、「LINEを世界の共通言語に」という意気込みを語った。

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