写真●現在マイクロソフトが提供しているYouTubeアプリ(最終更新日は2013年5月24日になっている)
写真●現在マイクロソフトが提供しているYouTubeアプリ(最終更新日は2013年5月24日になっている)
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 米Microsoftと米Googleは、Microsoftのモバイルプラットフォーム「Windows Phone 8」向けのネイティブな「YouTube」アプリケーション開発で協力する。複数の米メディア(The VergeComputerworldCNET News.comなど)が現地時間2013年5月24日に報じた。

 Microsoft広報担当者が発表した両社の共同声明によると「MicrosoftとYouTubeは、新たなWindows Phone向けYouTubeアプリケーションのアップデートに共同で取り組む。アップデートは広告を表示するなどYouTubeのAPI利用規約に準拠し、数週間のうちに利用可能にする」という。また、それまでのあいだ、Microsoftはモバイルアプリケーション販売/配信サービス「Windows Phone Store」で公開している既存のWindows Phone用YouTubeアプリケーションを従来バージョンに差し替える。

 Microsoftは、同社がWindows Phone向けにフル機能のYouTubeアプリケーションを提供することをGoogleが妨害していると不満を示し、5月8日に独自開発したWindows Phone用YouTubeアプリケーションをWindows Phone Storeでリリースした。Googleは同アプリケーションが広告非表示であることやビデオダウンロードが可能であることなどがYouTubeのAPI利用規約に違反しているとして、5月22日までに削除するよう要請する書簡を5月15日に送った。しかしMicrosoftは5月23日にアプリケーションをアップデートし、ダウンロード機能は除去したものの、広告は非表示のままだった。Microsoftは「Googleが公式APIを使用させてくれるなら、Windows Phone用YouTubeアプリケーションに広告を表示させることに不満はない」と述べていた。

 両社が新たに開発するWindows Phone 8対応YouTubeアプリケーションの詳細は不明だが、広告は表示されるようになる見通し。新アプリケーションの公開まで、Windows Phone StoreのYouTubeアプリケーションは、5月8日より前に提供されていた機能の乏しいHTMLベースのアプリケーションに差し替えられる。