デジタル著作権管理(DRM)技術の米Intertrust Technologiesは現地時間2013年3月20日、米Appleを特許侵害で米カリフォルニア州北部の連邦地方裁判所に提訴したことを明らかにした。Appleの製品およびサービスに同社の特許15件を侵害されたと主張している。

 特許侵害の対象としてIntertrustは、スマートフォン「iPhone」、タブレット端末「iPad」、「Mac」パソコン、セットトップボックス「Apple TV」をはじめ、「iTunes」「iCloud」「App Store」などAppleの多数の製品およびサービスを挙げている。

 Intertrustは1990年に設立され、2003年にソニーとオランダRoyal Philips Electronicsによって買収された。現在、世界で250以上の特許を取得しており、200件以上を出願中だという。米Microsoftを特許侵害で訴えたことがあり、2004年にMicrosoftがライセンス使用料4億4000万ドルを支払うことで和解している。

 IntertrustのTalal Shamoon最高経営責任者(CEO)は、「当社の特許は、現在のインターネットのセキュリティと、信頼性の高いコンピューティングの基盤となるものであり、長年にわたる研究と開発の成果だ」と述べている。同社はソニー、Philips、Microsoftのほか、米Adobe Systems、韓国Samsung Electronics、フィンランドNokia、米Motorola、台湾HTC、韓国LG Electronics、英Vodafoneなどとライセンス契約を結んでいる。

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