中国ファーウェイは2013年2月25日から28日まで開催されている「Mobile World Congress(MWC)2013」で、昨年同様巨大な端末展示ブースを構え、目立つ存在となっている。24日にはバルセロナで新製品発表会を開催(関連記事)、2012年10-12月期で世界のスマートフォンのシェア第3位に躍り出た勢いを今後も継続できるか注目されている。また、「Firefox OS」や「Tizen」といった“第3勢力”のOSについても、搭載端末の製造を検討していることを明らかにしている。ファーウェイの端末部門であるファーウェイ・デバイスのハンドセット製品プレジデントのケビン・ホー氏に今後の展開を聞いた。

(聞き手は、大谷 晃司=ITpro

Firefox OSとTizenの両OSについて、搭載製品を検討している。

中国ファーウェイ・デバイス ハンドセット製品 プレジデントのケビン・ホ―氏
中国ファーウェイ・デバイス ハンドセット製品 プレジデントのケビン・ホ―氏

 FirefoxとTizenのそれぞれに関心を持つオペレータがいる。オペレータは我々にとって顧客であり、一緒にこれらのシステムのフィジビリティスタディー(実現可能性の検証)を進めている。どのタイミングで商品化するかといった話は今のタイミングでは申し上げられない。

 ファーウェイは端末だけでなく基地局設備もオペレータに納めているエンド・ツー・エンドのベンダー。オペレータの要望はもちろん、実際に製品を購入していただく顧客を考慮して商品企画をしている。

Firefox OS、Tizenのエンドユーザーのメリットは。

 Firefox OSもTizenもHTML5をベースにしたOSになっている。より流暢なユーザーエクスペリエンスやスピードを提供できると考えている。ただこれらを搭載する端末を出すためには、周囲の環境やアプリの数も重要。そこはまだ課題として残っている。ただHTML5に進むことが、将来の重要な方向性ではないかと思う。

 実際ファーウェイはHTML5を以前から推進している。なぜかというと、今後HTML5のWebアプリの流れがくると考えており、そうしたユーザー体験をいち早く届けたい。

スマートフォンのディスプレーサイズのトレンドは。

 2011年末に社内で議論した際、当時は4.0インチが最も大きなサイズだと思っていた。だが、その後4.5インチとなり、その時はそれ以上大きくなると手に持てなくなると思っていた。1カ月前にもう一度議論して、過去1年を振り返った。そして我々は間違っていた。今や4.0インチはローエンドになり、4.5インチがメインのプロダクトのサイズ感になる。そして5.0インチでもユーザーに受け入れられている。一度大きなディスプレーを使うと、さらに大きなディスプレーが受け入れられるようになる。

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