写真●米Amazon.comのラス・グランディネッティ Kindleコンテンツ事業部バイスプレジデント(写真左)とデーヴ・リンプ Kindleデバイス事業部バイスプレジデント(写真右) 撮影:陶山勉
写真●米Amazon.comのラス・グランディネッティ Kindleコンテンツ事業部バイスプレジデント(写真左)とデーヴ・リンプ Kindleデバイス事業部バイスプレジデント(写真右) 撮影:陶山勉
[画像のクリックで拡大表示]

 Amazon.co.jpを運営するアマゾン ジャパン(以下、アマゾン)は2012年10月24日、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズの国内向け4モデルの予約を開始したことや、日本向けの電子コンテンツ販売サイト「Kindle ストア」を25日にオープンすることなどを発表した(関連記事:アマゾンが日本向けKindle最新4モデルを予約開始、「無料3G通信付きで1万2980円」の衝撃)。

 かねがね噂になっていた“黒船”がついにやってきたことにより、これを機に国内の電子書籍市場や7インチクラスのタブレット端末市場が大きく動き始めるのは間違いない。本日の発表に合わせて米Amazon.comから担当者二人(写真)が来日しており、短時間ではあるがインタビューする機会を得られたので、いくつか気になる疑問をぶつけてみた。以下、一問一答形式でお届けする。

なぜこのタイミングでの発表なのか?

 しっかりと準備ができた段階でローンチ(発売)するという方針で進めてきた結果、この時期の発表になった。強調したいのは、「Kindleはハードウエアとコンテンツストアをまとめたサービスである」点だ。日本市場への参入に当たっては、端末側の準備だけでなく日本の出版社との話し合いなども含めた日本向けKindle ストア側の準備も必要となる。最終的に、国内で最も競争力のある店舗にも品揃えの点で勝る形で初日を迎えられたことを大変嬉しく思っている。

製品ラインアップは4モデルという理解で間違いないか

 そうだ。Kindle PaperwhiteシリーズがWi-Fiのみに対応した「Kindle Paperwhite」と3G通信にも対応した「Kindle Paperwhite Wi-Fi + 3G」の2モデル。7インチタブレット端末のKindle Fireシリーズが「Kindle Fire HD」および「Kindle Fire」の2モデルで合計4モデルとなっている。Kindle Fire HDについては、内蔵ストレージ容量が16Gバイトの機種と32Gバイトの2機種を用意している。

米国で販売しているモデルとのスペック違いなどはあるか?

 日本語フォントを内蔵し、日本語組版の日本語電子書籍を表示できるようになっているという点を除けば違いはない。ハードウエア的には米国で先行販売している端末と同一だ。

Kindle Fire HDの8.9インチモデルを投入しなかった理由は?

 米国でも発表はしていたがまだ出荷はしていない状況だ。そういうことも含め色々な要因があって、日本市場投入に当たっては「時間がなかった」というのが正直な答えとなる。もちろん、いずれは日本でも売るつもりではいる。

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら