写真1●レノボ・ジャパン代表取締役社長の渡辺朱美氏(右)と、日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏(左)
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 レノボ・ジャパンは2012年10月18日、都内のホテルで新製品発表会を開催し、Windows 8に対応したIdeaPadなどコンシューマ向けPCを発表した。

 発表会にはレノボ・ジャパン代表取締役社長の渡辺朱美氏に加え、日本マイクロソフトの樋口泰行社長も応援に駆けつけ、Windows 8の国内展開にあたってレノボの協力を得たことをアピールした(写真1)。

ハイエンド向けのコンバーチブル機「IdeaPad Yoga 13」

 Windows 8に対応したコンバーチブル型Ultrabook「IdeaPad Yoga 13」は、ディスプレイが360度回転してタブレット型に変形するのが特徴(写真2)。レノボでは「ノートブック」「タブレット」モードに加え、くの字型に開くことで狭い場所でも使いやすい「テント」モード、PC本体をスタンドとして使う「スタンド」モードを提案。「ノートパソコンの常識を覆す」と自信を見せた。

 コンバーチブル型で重要なヒンジの耐久性について、2つのヒンジを用いることでディスプレイの角度調整とコンバーチブルの両方に対応する(写真3)。

写真2●IdeaPad Yoga 13
コンバーチブル型のUltrabook。写真は「テント」モードの状態。
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写真3●ディスプレイ部に2つのヒンジを採用
数年間の使用を想定し、2万5000回の耐久テストを実施。
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 Core i7プロセッサと8Gバイトメモリーを搭載したモデルと、Core i5と4Gバイトメモリーを搭載したモデルの2機種をラインナップする。いずれも128GバイトのSSD、13.3インチ・1600×900ドット解像度のIPS液晶を搭載、10点までのマルチタッチに対応する。厚さは16.9mm、重量は約1.498kgとコンパクトである。

 想定価格はCore i7モデルが13万円前後、Core i5モデルが12万円前後。発売時期はカラーによって異なり、「シルバーグレー」モデルが2012年11月上旬、「クレメンタインオレンジ」モデルが2012年12月中旬の予定。

 レノボ・ジャパンはIdeaPad Yoga 13のターゲットユーザーをハイエンド志向と想定。Core i7モデルを割安に設定することで訴求していきたいと意気込みを語った。

最大16時間動作可能な「IdeaTab K3011W」

 タブレット型のIdeaTabシリーズには、Android搭載のAシリーズ・Sシリーズに対し、Windows搭載のKシリーズとして「IdeaTab K3011W」が発表された(写真4)。OSとしてWindows 8を採用した11.6インチのタブレットで、キーボードを着脱できるのが特徴(写真5)。

 プロセッサとして、インテルが9月27日に発表した最新Atomプロセッサ「Atom Z2760」(開発コードネーム: Clover Trail)を搭載。メモリーは2Gバイトで、Clover Trailがサポートする最大メモリー容量を搭載している。Windows 8は32ビット版となっている。

 キーボード側にもバッテリーを搭載する。タブレットのみで8時間、キーボードとのドッキング状態では16時間の動作が可能。重量はタブレットのみで667g、キーボードとのドッキング状態では約1.3kgとなる。発売開始時期は2012年11月下旬、価格は7万円程度を想定している。

写真4●IdeaTab K3011W
キーボードを着脱可能な11.6インチのWindows 8タブレット。
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写真5●キーボードから分離した状態
ヒンジ中央部のボタンを押しながらタブレットを引っ張り上げることで分離可能。
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Windows RTの国内展開予定はなし

 なお、発表会後の質疑応答において、海外で発表されたNVIDIA Tegra 3搭載のWindows RTモデル「IdeaPad Yoga 11」についての質問があった。その回答によると、レノボ・ジャパンでは日本国内への展開は予定していないとのことだ。