写真1●Microsoft Surface
タブレット本体にTouch Cover(シアン)を装着した状態。
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 米Microsoftは2012年10月16日(現地時間)、独自のWindowsタブレット「Microsoft Surface」の価格と詳細な仕様を発表し、同日より数量限定で予約受付を開始した。

 Microsoft Surfaceは6月18日に発表されたもの(写真1関連記事)。Microsoft初のPCハードウエア製品として大きな注目を浴びた。その後、Windows 8の発売日と同じ10月26日の発売となることが公表されていたが、具体的な製品構成や価格が発表されるのは初めてとなる。

写真2●米Microsoft Storeの予約画面
オプションとしてTouch CoverやType Cover、追加のACアダプタを選択できる。
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 Surfaceには10月26日発売の「Surface with Windows RT」と、その3カ月後に発売予定の「Surface with Windows 8 Pro」の2種類がある。前者がARM系のプロセッサを搭載した製品、後者が従来からx86プロセッサを搭載した製品である。今回、予約受付が始まったのは前者のWindows RT版である(写真2)。

 米Microsoft Storeによる販売価格は以下の通りとなっている。

  • 64Gバイト Touch Cover(ブラック)付属 699ドル
  • 32Gバイト Touch Cover(ブラック)付属 599ドル
  • 32Gバイト Touch Coverなし 499ドル

 オンラインストアで購入できるのはオーストラリア・カナダ・中国・フランス・ドイツ・香港・英国・米国の8カ国。日本国内での発売は予定されていない。10月26日の発売日以降は、米国とカナダにあるすべてのMicrosoft Store実店舗で購入可能となっている。

2種類のキーボード兼用カバーを用意

 本体に装着するキーボード兼用のカバーとして、「Touch Cover」と「Type Cover」の2種類を用意する。Touch Coverは感圧式のキーボードで、価格は119.99ドル。ホワイト・レッド・ブラック・シアン・マゼンタの5色のバリエーションを用意する(写真3)。購入可能なカラーは販売地域によって異なる。もう一つ用意するカバー「Type Cover」は従来のノートPCに近いストロークのあるキーボードで、価格は129.99ドル。こちらはブラックのみとなっている(写真4)。

写真3●感圧式キーボード「Touch Cover」
ホワイト・レッド・ブラック・シアン・マゼンタの5色がある。
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写真4●従来型キーボード「Type Cover」
カラーはブラックのみ。
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 予約受付を開始したSurface for Windows RTは、10.6インチのClear Type HDディスプレイを搭載。画面解像度は1366×768ドットのため、Windowsストアアプリをサイドバー状に配置する「スナップ機能」を使用可能。5点のマルチタッチ入力に対応する。本体サイズは幅×高さ×厚さが274.6×172.0×9.4mmで、680グラム。

 プロセッサとしてNVIDIAのARMプロセッサ「Tegra 3」を搭載、メモリは2Gバイト。ストレージの容量が異なる2モデルがあり、それぞれ32Gバイトと64Gバイトとなっている。HD画質のカメラを前面と背面の両方に搭載。インタフェースとして標準サイズのUSB2.0ポート・microSDXCカードスロット・ヘッドフォンジャック・HDビデオ出力を備える。センサーとして環境光・加速度・ジャイロ・コンパスを搭載。

 デスクトップで動作するOffice 2013がプリインストールされているが、最終版ではない「Preview」版となる。正式版は後日Windows Updateを通して無料配布されると説明されている。

 なお、MicrosoftのサイトではWindows 8 Pro版の詳細な仕様についても同時に発表されている(該当サイト)。