写真●ユーザーの自然な会話から質問を抽出し回答を表示してくれるサービス「しゃべってコンシェル」
写真●ユーザーの自然な会話から質問を抽出し回答を表示してくれるサービス「しゃべってコンシェル」
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 NTTドコモは2012年2月27日、音声による対話型アシスタント機能をAndroidスマートフォンに提供するサービス「しゃべってコンシェル」を発表した(写真)。Android 2.2以降の同社製端末を対象に、3月1日13時からサービスを提供開始する。ユーザーとの対話から文脈をできるだけ正確に解釈し、的確な回答を得るため、端末に入力した音声をクラウド上で処理しているのが特徴である。

 同サービスの利用イメージは、米AppleがiPhone 4S向けに提供している「Siri」に近い。具体的にはユーザーがスマートフォンに話しかけることで(1)スマホ内蔵の主要アプリを操作する、(2)質問内容に応じた回答をWeb上のコンテンツから検索し表示する、といったことが可能になる。

 例えば(1)の機能については、「メールを書く」と話すだけで、端末が自動的にメールクライアントを起動し、メール作成画面を表示する。また「○○さんに電話する」と話すと、端末の電話帳から相手の連絡先を探し出す。このほかカメラやスケジューラ、メモ、アラーム、タイマー、音楽再生ソフトも操作可能だ。

 (2)では、主にNTTドコモのスマートフォン向けポータルサイト「dメニュー」にあるコンテンツを検索して結果を表示する。加えて、クックパッドのレシピ情報、ゼンリンデータコムの地図、ユーザー同士で知識を教え合うQ&Aサイト「教えて!goo」、Wikipediaの情報も提供する。

 同サービスを利用するには、専用のアプリをAndroidマーケットまたはdメニューのサービス一覧からダウンロードする。動作条件はAndroid 2.2以降で、2月27日時点の対応機種は次の通り。T-01C(REGZA PHONE)/SC-02B(GALAXY S)/SC-02C(GALAXY S II)/SO-01C(Xperia Arc)/SO-02C(Xperia acro)/SO-01D(Xperia PLAY)/P-01D/T-01D(REGZA PHONE)/SC-03D(GALAXY S II LTE)/F-03D(ARROWS Kiss)/SH-01D(AQUOS PHONE)/N-01D(MEDIAS PP)/L-01D(Optimus LTE)/F-05D(ARROWS X LTE)/P-02D(LUMIX Phone)/F-07D(ARROWS μ)/L-02D(PRADA Phone)/N-04D(MEDIAS LTE)。

 NTTドコモは3月1日のサービス開始後も順次サービスを強化していく。まず5月をめどに、より自然な会話への対応などサービス機能を向上させる。2012年内にはiコンシェルなど他のサービスとの連携を強化する予定である。