日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2010年10月12日、通信事業者向けのクラウド構築支援サービス「HP Cloud Services Enablement for Communications Service Providers」(CSE for CSP)のラインアップを拡充した。新たに提供するのは「HP CSE for Infrastructure as a Service」(CSE for IaaS)と、「HP CSE for Device Management as a Service」(CSE for DMaaS)の2種類である。

 CSE for IaaSは通信事業者によるIaaSの提供を可能にするサービスだ。HPの運用管理ソフトウエアやブレードサーバーに、プロビジョニング自動化ソフトや通信事業者の課金システムなどと連携するソフトをバンドル。これらのソフト、ハードに加え、日本HPがシステム構築支援サービスを提供する。通信事業者が短期間にIaaSを提供できるようにする。

 CSE for DMaaSは通信事業者による携帯端末の管理サービスを提供可能にするものだ。具体的には、ネットワーク越しのソフトウエア更新や設定管理、リモート消去などのサービスを可能にする。このサービスで利用するソフトは、標準化団体「Open Mobile Alliance」(OMA)が策定した「Over The Air」(OTA)規格に準拠する。携帯端末の管理を実施するには、端末側も同様の規格に準拠している必要がある。

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