米IBMは米国時間2010年8月13日、マーケティング用ソフトウエアを手掛ける米Unicaを買収することで両社が最終合意に達したと発表した。買収総額は約4億8000万ドルに上る見込み。これによりIBMはソフトウエア事業の強化を推進する。

 合意条件のもと、IBMはUnica株式1株につき21ドルを支払う。Unica株主や当局の承認などを得たのち、2010年第4四半期に手続きを完了する見通し。Unicaは、金融サービス/小売販売/電気通信/旅行などさまざまな業界にわたる1500社以上にソフトウエアを提供しており、米Best Buy、米eBay、米INGなどが顧客に含まれる。

 IBMはUnica買収により、宣伝/需要創出/販売/受注処理といった中核ビジネスプロセスの自動化/管理向上/高速化を実現するためのソフトウエアソリューションを拡充し、企業が顧客の嗜好分析/マーケティングプロセスの統合/クロスチャネルのブランド強化を効率的に行えるよう支援するとしている。

 買収後、Unicaの従業員500人はIBMのソフトウエア事業であるSoftware Solutions Groupに移管され、同社ソフトウエアはIBMコンサルティング部門の強化に利用される。

 米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、1株当たり21ドルという買収価格は、Unica株の前日の終値を2倍以上上まわり、過去最高額である。

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