カカクコムは2009年11月5日、価格比較サイト「価格.com」の利用データを企業が分析、閲覧できるサービス「価格.com Trend Search Enterprise版」の販売を開始した。製品やメーカーに対するカカクコム利用者の関心度、クチコミ傾向などを把握可能にすることで、メーカーの製品開発部門や広告宣伝部門、小売店などでの利用を見込む。

 同サービスでは、パソコン、家電、カメラ、自動車・バイク、ゲームなどに含まれる209の商品カテゴリー、約20万製品を対象に分析できる。製品ごと、メーカーごと、製品カテゴリーごとのPV(ページビュー)数、クチコミの投稿数や閲覧数、ポジティブな意見とネガティブな意見の比率、よく登場する言葉などの切り口で、日次、週次などで集計できる。

 また、商品詳細ページを見た人のショップページ訪問率、製品の取扱店舗数、最安・平均・売れ筋価格などの推移も閲覧可能。競合メーカーや製品との比較もできる。データは毎日更新されており、2008年7月以降のデータを利用できる

 カカクコムは、「(テレビCMの)GRP(延べ視聴率)、POS(販売時点情報管理)データと同様に基本指標としての利用を見込む」(インターネットマーケティング部長の大堂充久氏)と言う。利用料金は月額40万円程度からで、利用アカウント数、契約期間により異なる。カカクコムは今回のサービスで3年後をめどに、5億~6億円の年間売り上げを見込む。

 このほか、Enterprise版の販売開始と同時に、機能を製品別のPVシェアなどに絞った無料の「価格.com Trend Search」も公開する。

■「価格.com Trend Search」のWebサイト http://kakaku.com/trendsearch/