米Red Hatは米国時間2009年6月1日,Javaの導入を促進する新しいプログラム「JBoss Open Choice」を発表した。共通のプラットフォーム上でさまざまなプログラミング・モデルを導入できる環境を提供することで,開発者はこれまで以上にJavaフレームワークおよびアプリケーションを導入しやすくなるという。

 このプログラムの目的は,信頼性や拡張性,管理性などを犠牲にすることなく,アプリケーションの要件に合ったフレームワークや言語,プログラミング技術を開発者が選択できるようにすること。同社のミドルウエア群「JBoss Enterprise Middleware」のユーザーは,管理性と信頼性を維持しながら「Spring」「Seam」「Struts」「Google Web Toolkit」といったプログラミング・モデルや「Java Enterprise Edition」を利用できるようになる。

 このプログラムは,新しいアプリケーション・プラットフォーム・アーキテクチャ「JBoss Microcontainer」が中心となっている。このアーキテクチャにより,エンタープライズ・クラスのプラットフォーム・サービスをコンテナやフレームワークから切り離すことが可能となる。

 Red Hatは併せて,Javaアプリケーション・サーバー製品を拡充する。アプリケーション・サーバー・プラットフォームでは,早期導入プログラムを実施中の「JBoss Enterprise Application Platform 5.0」のほか,同プラットフォームの縮小版となる「JBoss Enterprise Web Platform」,シンプルなWebアプリケーション用の「JBoss Enterprise Web Server」を新たに用意する。

 Javaアプリケーション・プラットフォームでは,オブジェクト関係マッピング・ソフトの「JBoss Hibernate」やアプリケーション統合フレームワークの「JBoss Seam」を用意する。また,Google Web Toolkit などをサポートするWebアプリケーション開発向けのオープンソース・フレームワーク「JBoss Web Framework Kit」が同日より利用可能となっている。

発表資料(1)
発表資料(2)