米Microsoftは2009年5月第3週,次期クライアントOS「Windows 7」の製品候補(RC:Release Candidate)版を利用しているパソコン向けに多数の試験的ソフトウエア・アップデートを実施する。Windows 7に搭載されている各種アップデート機能の動作確認が目的である。同社がWindows 7のアップデート機能をテストするのは,これが2回目だ。1回目はベータ版公開後の2月に実施した(関連記事:Microsoft,「Windows 7」のアップデート試験を実施へ)。

 同社Microsoft Update(MU)製品チームのブログ投稿記事には,「5月12日にWindows 7(RC版)で何種類かアップデート手順の動作確認を始める。以前ベータ版で行った確認と同様の作業だ。本物のアップデートをリリースする段階で滞りなく作業できるよう,アップデート処理用インフラを検証しておく必要がある。実施する試験アップデートは前回と同じく最大10件で,新機能の提供やバグの修正は行わない」とある。

 同社によると,Windows 7 RCパソコン向け試験アップデートの有無を確認するには,ユーザー自ら5月12日以降にWindows Update(WU)プログラムを起動しなければならないという。つまり,試験アップデートは自動配布されないし,試験への協力を望まなければ全く影響を受けずに済む。アップデートをダウンロードしてインストールすると,さまざまな情報が同社に自動送信される。こうして同社はアップデート機能の動作状況を分析できる。また,Windows 7 RCパソコンでWUサイトにアクセスした場合は,試験アップデートを隠して二度と表示されないように設定することが可能だ。

 同社はWindows 7を2009年中に発売する予定で順調に作業を進めている。カリフォルニア州ロサンゼルスで5月11日(米国時間)に開幕する同社のIT技術者向けカンファレンス「TechEd」で,何らかの変更やスケジュールに言及するだろう(関連記事:「Windows 7」は2009年末発売,Microsoftが正式表明)。

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