写真●米IBM ソフトウエア・グループのスティーブ・ミルズ シニア・バイス・プレジデント
写真●米IBM ソフトウエア・グループのスティーブ・ミルズ シニア・バイス・プレジデント
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 「米オラクルによる米サン・マイクロシステムズ買収について、何も心配していない。米オラクルはJavaの標準をこれまで通り維持すると考えている」。IBM IMPACT 2009内で開かれたの記者会見で、ソフトウエア事業の責任者であるスティーブ・ミルズ氏(写真)はこう強調した。

 IBM IMPACT 2009は、米IBMが5月4日から7日(米国時間)まで、SOA(サービス指向アーキテクチャ)をテーマにして開催中のカンファレンス。同社のWebアプリケーション・サーバーのブランドである「WebSphere」製品を中心にしている。ミルズ氏はWebSphereブランド傘下の中核技術となるJavaについて「米IBMにとって心配なことはない」と繰り返した。

 ミルズ氏はJavaについて「米オラクルが新しい舵取りをしていくだろう」との見解を示したうえで、「Javaという観点から見れば、オラクルはJavaを利用するためのライセンス契約をしている1社だ」と断言。「すでに多くのITベンダーが、Javaの標準化に参加している。この体制は崩れない」との見解を示した。

 ミルズ氏は、米オラクルによる米サン・マイクロシステムズの買収についてJava以外の話題には言及しなかった。