写真1●「1台2役サーバパック」で提供するNEC製のPCサーバー3機種。左からスリム型サーバー「Express5800/100Ge-S」,タワー型サーバー「Express5800/120Ei」,ブレード型サーバー「SIGMABLADE」。
写真1●「1台2役サーバパック」で提供するNEC製のPCサーバー3機種。左からスリム型サーバー「Express5800/100Ge-S」,タワー型サーバー「Express5800/120Ei」,ブレード型サーバー「SIGMABLADE」。
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写真2●NEC クライアント・サーバ販売推進本部兼パートナービジネス推進本部 マネージャの大塚俊治氏(左),大塚商会 マーケティング本部 テクニカルプロモーション部 サーバ・シンクライアントプロモーショングループ 課長の中本明彦氏(中央),マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 コアインフラストラクチャ製品部 マネージャの藤本浩司氏(右)
写真2●NEC クライアント・サーバ販売推進本部兼パートナービジネス推進本部 マネージャの大塚俊治氏(左),大塚商会 マーケティング本部 テクニカルプロモーション部 サーバ・シンクライアントプロモーショングループ 課長の中本明彦氏(中央),マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 コアインフラストラクチャ製品部 マネージャの藤本浩司氏(右)
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 大塚商会,NEC,マイクロソフトの3社は,大塚商会が主催する展示会「実践ソリューションフェア2009」に,2009年3月1日に発売予定の「1台2役サーバパック」を出展している(写真1)。この製品は,NECのPCサーバーと,マイクロソフトのサーバーOS「Windows Server 2008 Hyper-V」を組み合わせ,大塚商会が1台の物理サーバー上に2台の仮想サーバーをあらかじめ構築して提供するもの。導入コストや,専任のシステム技術者がいない,などの問題で仮想化サーバーを導入できない中堅・中小企業を販売ターゲットとする。価格は200万円(税別)から。

 1台2役サーバパックは,大塚商会の製品企画にNEC,マイクロソフトが賛同する形で製品化したという。大塚商会 マーケティング本部 テクニカルプロモーション部 サーバ・シンクライアントプロモーショングループ 課長の中本明彦氏(写真2中央)は,「サーバーOS自体が仮想化機能を備えるようになったので,新たに物理サーバーの購入を検討している顧客に対して,物理サーバーを買うついでに仮想化サーバーがどういうものか体験してもらうことを狙っている」と説明する。「仮想化サーバーと言われても,使ったことの無い人にはイメージしにくい。『1台2役サーバパック』は,1台の物理サーバーに2台の仮想化サーバーがあることのメリットが分かるように付けた製品名だ」(中本氏)。

 1台2役サーバパックのPCサーバー本体は,企業規模や用途に応じて,スリム型サーバー「Express5800/100Ge-S」(写真1左),タワー型サーバー「Express5800/120Ei」(写真1中央),ブレード型サーバー「SIGMABLADE」(写真1右)の3種類(いずれもNEC製)から選択できる。NEC クライアント・サーバ販売推進本部兼パートナービジネス推進本部 マネージャの大塚俊治氏(写真2左)は,今回の協業の経緯について「昨今の景況感から,サーバーはコスト削減の切り口でしかビジネスにつながらない。特に中小企業向けのサーバーでコスト削減メリットを出すことが大きな課題となっていたところ,よいタイミングで大塚商会から1台2役サーバパックの提案があった」と述べた。「Windows Server 2008の開発には,NECからも技術者が参加した。国内のプロモーション活動でも協力している。Hyper-VとNECの中小企業向けのサーバーを組み合わせれば良い提案ができると考えている」(大塚氏)。

 マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 コアインフラストラクチャ製品部 マネージャの藤本浩司氏(写真2右)は「Hyper-Vのリリース後,中小企業のユーザーからどのように導入すればよいか分らないという声があった。そのようなとき,中堅・中小企業の現場に近い大塚商会から1台2役サーバパックの提案があり,まさに“渡りに舟”だった」と述べた。