千葉銀行と第四銀行(新潟県)は6月24日、新営業店システムを共同開発すると発表した。北國銀行(石川県)、中国銀行(岡山県)、伊予銀行(愛媛県)を含む5地銀で推進するシステム共同化「TSUBASA(翼)プロジェクト」における共同化案件の第一弾だ。第四銀が2010年度までに、千葉銀が2011年度までに全店導入を完了する。

 共同開発により単独導入よりもコストを抑える。日立製作所のチャネルシステム向けソリューション「FREIA21」を採用し、窓口業務と事務センターの作業効率化を目指す。

 TSUBASAプロジェクトの特徴は費用がかさむ勘定系システムを後回しにして、小さな投資で大きな効果が得られる周辺システムの共同化を先行させるところにある。今後はコールセンターのシステムなどの共同化を検討していく。

 5地銀の勘定系システムはいずれも日本IBM製メインフレームで動作する。このためTSUBASAプロジェクトは日本IBMが深くかかわっているとの見方がある。これに対し、5地銀のシステム関係者は「IBMに決めたわけではなく、様々な可能性を検討していく」とコメントする。