奈良県の南都銀行は5月7日、三菱東京UFJ銀行と日本IBMなどが開発した共同利用型の基幹系システム「Chance」を利用開始した。常陽銀行、百十四銀行、十六銀行に続いて4行目となる。

 Chanceは三菱東京UFJ銀のシステムをベースに、各地銀に共通な機能などを実装している。共同化の範囲は勘定系のほか情報系、対外系、ハブ・システムなど広範囲に及ぶ。動作プラットフォームは日本IBM製メインフレームなどを使う。

 南都銀の旧システムは富士通製で動作プラットフォームは同社製メインフレーム。Chanceの利用を開始している4地銀のうち、他社製ハードからの移行は初めてだ。

 Chanceの開発と運用・保守は日本IBMが担当する。各地銀は日本IBMとアウトソーシング契約を個別に結ぶほか、三菱東京UFJ銀とソフトウエアの使用許諾契約を交わす。