コアマイクロシステムズは,企業向けNASストレージの新製品として,米Sun Microsystemsが開発したファイル・システムである「ZFS」(Zettabyte File System)を新たに採用した「NetFiler ZFSシリーズ」を,2008年3月26日に販売開始した。搭載するディスクの違いに応じて,SATAモデル3機種とSASモデル3機種を用意した。価格は,容量500GバイトのSATAディスク×12台の最安価構成時で138万円(税別),容量300GバイトのSASディスク×60台の最高値構成時で1450万円(税別)など。

 NetFiler ZFSシリーズの特徴は,NASのファイル・システムとして,米Sun Microsystemsが開発したZFSを採用している点である。NASのOSは,Solaris 10を採用した。ZFSには,例えばストレージ・プールを論理ボリュームに割り当てることによる運用管理の簡素化や,128ビットのアドレス空間による広大なボリューム/ファイル容量などの特徴がある。

 従来,同社のNASストレージは,米MicrosoftのWindows Storage Server 2003 R2を採用したシリーズ(NetFilerシリーズ,NetFiler EXシリーズ,SANFilerシリーズなど)をラインアップしてきた。今回新たにZFSとSolaris10を搭載した新シリーズを追加したことになる。ハードウエア構成は,ディスクを12台内蔵するラックマウント型PCサーバー本体と,ディスクを12台単位で最大4ユニットまで増設できる増設用ストレージ・ユニットで構成する。ZFSシリーズの価格体系は,Windows Storage Server 2003 R2を搭載したNAS兼iSCSIターゲットであるSANFilerと同一である。