業界団体「HD-PLCアライアンス」は、家電展示会「2008 International CES」に初めて出展。日本や海外メーカーの「HD-PLC」対応製品を一同に集め、ブース内で大量に展示している。

 HD-PLCとは、壁裏に張り巡らせてある電力線を家庭内LANのインフラとして活用する「PLC」と呼ぶ技術の一方式。通信したい場所にある電源コンセントにPLC対応製品の電源ケーブルを差し込むと、電力線がLANケーブルのように働く。つまりこうした製品の電源ケーブルは、電源供給と電力線までの通信回線の二役をこなすことになる。

 HD-PLCは1994年に松下電器産業が開発した。HD-PLCアライアンスは、開発元の松下電器産業が中心となり仕様を公開、HD-PLCの普及促進を目指すべく2007年9月に設立されたばかりの団体である。

壮観ともいえる、集合展示の一部。2006年11月には1機種しかなかったが、わずか1年強でこれだけHD-PLC製品がそろったことが分かる。
アイ・オー・データ機器の「PLC-HDL4G」は、電力線を使ってネットワークに直接接続できるハードディスク(NAS)
同じくアイ・オー・データ機器の「PLC-AVLS」は、パソコンに保存した動画などを引き出し、大型テレビの画面に映し出す、ネットワークプレーヤーと呼ばれる装置
コレガ「CG-WLBARPLCGNHP」は、IEEE802.11nに対応した無線LANルーター。無線のほかに、別の部屋に設置したHD-PLC対応機器とPLCを通じて接続できる
松下電器産業「PLC-HCM371-Sam」は、ネットワーク対応型のカメラ

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