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 米Intelは米国時間8月27日,パソコン管理技術ブランド「Intel vPro」の第2世代「Weybridge」(開発コード名)の詳細について明らかにした。デスクトップ・パソコン向けに提供する。

 Intel vProは,企業のITコスト削減を支援する取り組み「Intel Stable Image Platform Program(SIPP)」に沿った技術ブランド。第1世代は2006年9月に提供を開始した(関連記事)。

 第2世代vProは,「Intel Core 2 Duo」プロセサと「Intel Q35 Express」チップセットで構成する。セキュリティと管理機能を強化した。第1世代に比べ処理性能が30%高いにもかかわらず,消費電力を大幅に減らしたという。

 パソコン管理技術「Intel Active Management Technology(AMT)」の新版に対応し,ウイルスやワームの感染拡大を抑止する。Intel AMTを利用すると,ネットワーク接続されたすべてのAMT対応パソコンに対し,遠隔監視,セキュリティ・パッチ適用,障害診断が行える。こうした管理作業は,対象となるパソコンの電源が切れていても,ハード・ディスク装置やOSに障害が発生していても実行できるという。システム管理に関する標準仕様DASH 1.0(ドラフト版)とシステム管理に関する標準仕様Web Services Management(WS-MAN)にも対応する。

 またセキュリティ技術「Intel Trusted Execution Technology(TXT)」(開発コード名は「LaGrande」)に対応した。割り当てられたメモリーを独立して管理することで,仮想環境内のデータを不正アクセスなどから守る。仮想化技術「Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)」の新版と組み合わせると,「従来のソフトウエア・セキュリティ・ソリューションでは検出できない攻撃に対する防御を弱めることなく,仮想マシンを監視できる」(Intel)。

 米メディア(InfoWorld)によると,第2世代vPro対応デスクトップ・パソコンは,米Hewlett-Packard(HP),米Dell,中国のLenovo Group(聯想集団)が提供する予定という。

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