米SpikeSource CEO Kim Polese氏
米SpikeSource CEO Kim Polese氏
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 NECが検証済みオープンソース・ミドルウエアの組み合わせを提供するサービスである「オープンソース・スタック事業」の強化を進めている。スタックと組み合わせるアプリケーションの認定やパートナーを介した販売を開始したほか,2007年夏をめどにWindows向けのスタックの提供も開始する。

 NECは,米SpikeSourceが検証したオープンソース・ソフトウエアの組み合わせを「SpikeSourceコアスタック」として日本で提供している。コアスタックにはTomcat,PHP,PostgreSQL,MySQLなどが含まれる。「NECは極めて重要なパートナーであり,さらに提携を強化していきたい」(来日したSpikeSource CEO Kim Polese氏)

 5月30日には,コアスタックと組み合わせて動作確認を行った業務アプリケーションを認定する「Certificationプログラム」を開始した。現在「SugarCRM」,「U・NEO」,「CommunityBase」を認定しており,「MovableType」,「OpenPNE」を検証中である。

 また,コアスタックを扱うパートナー企業向けに,会費無料の支援制度を開始した。販促や技術面のサポートを行うほか,NECのハードウエアやソフトウエア製品の貸し出しを行う。
 
 そのほか,データセンターやインターネット・サービス,アプリケーション・サービス・プロバイダ向けにコアスタックの提供を開始した。これによりNECビッグローブでは,BIGLOBE専用サーバサービスのオプションとして,6月から「SpikeSourceコアスタック」の提供を開始する予定という。

 また現在NECが提供するコアスタックの稼働OSはLinuxだが,夏をめどにWindows上で稼働するオープンソース・ミドルウエアのスタックの提供を開始する。中堅・中小企業がより導入しやすくなるような価格体系も検討していきたいとしている。

 NECでは,コアスタック事業により,関連するハードウエア・サポートサービス事業も含めて今後3年間で200億円の販売を見込んでいる。