テスト・ツール・ベンダーである米Agitar Softwareは2005年1月23日,日本法人のアジター ソフトウエア ジャパンが,テスト自動化ツール「Agitator」とテスト管理ソフト「Agitar Management Dashboard」の直販に乗り出すことを明らかにした。ちなみにAgitarには,eXtreme Programming(XP)の提唱者であり,テスティング・フレームワークJUnitの開発者であるKent Beck氏が在籍している。

 Agitarは2002年設立の若い会社で,最初の製品を出荷したのが2004年1月。日本では1年半前から営業を開始し,これまで代理店であるイーシー・ワンとテンアートニ経由で製品を販売していた。今後はこれに直販チャネルが加わる。日本のユーザー企業は現在25社で,2006年中にはこれを100社に伸ばしていきたいという。

 Kent Beck氏は,自身のコンサルティング業のかたわらAgitarにも参加している。AgitarのJerry Rudisin社長兼CEOによると,Beck氏はパートタイムでAgitarの製品開発に加わったり,製品のアイデアを出したりしているという。

 Agitatorは,開発者自身が行うデベロッパ・テストを自動化するツール。EclipseやJBuilderといった統合開発環境のプラグインとして提供する。従来からデベロッパ・テストによく使われているJUnitでは,開発者がテスト・コードを手書きする必要がある。これに対し,AgitatorはJavaプログラムのバイナリ(バイト・コード)を解析し,カバレッジを満たすために必要な入力データやテスト項目を自動生成する。