米Microsoftは12月6日(米国時間),開発中のサーバーOS「Windows Server 2003 R2」(以下R2)が完成し,製造工程に入ったと発表した。R2は,Service Pack 1適用済みのWindows Server 2003をベースにして,複数の新機能を追加した製品。遠隔の拠点向けの機能,ログオンID管理向けの機能,ストレージ向けの機能がある。

 12月6日のWeb会議で,R2の完成を発表した米MicrosoftのBob Muglia上級副社長は,「R2はWindows Server 2003で証明された信頼性とセキュリティを備えており,新しい機能と管理作業における利便性を提供する。また,コストと複雑さを縮小し,エンドユーザーの生産力を押し上げて,情報システムの戦略的な価値を増加させるための新しい方法を提示する」と述べた。

 R2は,新しいWindows Serverのロードマップに基づいて,最初に開発された製品である。このロードマップでは,今後のWindows Serverがメジャー・リリースとマイナー・リリースに分かれる。このうち,メジャー・リリースを4年ごとに出荷し,R2のようなマイナー・リリースをメジャー・リリースの中間地点で出荷する。次のWindows Serverのメジャー・リリースは,2007年で,開発コード名で「Longhorn Server」と呼ばれているものである。
 
 Microsoftは,60日以内にWindows Server 2003 R2を顧客に提供する見込み。「R2によって,従来のService Pack 1適用済みWindows Server 2003は,置き換えられる」(同社)。

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