KDDIは10月20日,直収電話サービス「メタルプラス」のラインアップに,BRI(基本インタフェース)で接続するメニュー「メタルプラスBRI」を追加すると発表した。NTT東西地域会社が提供する「INSネット64」に相当するサービスで,1回線で2チャネル分の通話が可能になる。11月1日から受付を開始する。

 メタルプラスではこれまで,アナログ回線のメニューしか用意していなかった。そのため企業では採用しにくかった。BRIのメニューを追加することで,企業向けの販売を強化していく。「INSネット1500」に相当するPRI(一次群インタフェース)のメニューは提供しない予定で,大規模向けには東西NTTのダーク・ファイバを利用した直収電話サービス「光ダイレクト」を売り込む。

 メタルプラスBRIの基本料金は3654円。INSネット64の回線使用料は月額3706.5円なので,1カ月当たり52.5円安い計算になる。支払いを口座振替にした場合は基本料を月額105円割り引くほか,アナログ回線を含めてメタルプラス(事業所用)を複数回線利用した場合も回線ごとに月額105円を割り引く。通話料金はアナログ回線(事業所用)と同じで,全国一律3分8.4円である。携帯電話への通話はauあてが1分17.85円,au以外が18.375円。

 このほか,月額2100円の定額料を支払えばKDDIメタルプラス,KDDI-IPフォン,KDDI光ダイレクトへの通話が無料になる「事業所間定額かけ放題サービス」も提供する。

(榊原 康=日経コミュニケーション