NTTドコモの指輪型骨伝導ハンドセット「Yubi-Wa」
NTTドコモの指輪型骨伝導ハンドセット「Yubi-Wa」
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Yubi-Waを装着した指を自分の耳に挿入することで通話する
Yubi-Waを装着した指を自分の耳に挿入することで通話する
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 10月4日から8日にかけて幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「CEATEC JAPAN 2005」において,NTTドコモが指輪型の骨伝導ハンドセット「Yubi-Wa」(写真上)を参考出展。訪れた来場者の注目を集めている。

 Yubi-Waは,Bluetoothのハンドセット・プロファイルに対応したハンドセット。Bluetooth機能を搭載する携帯電話と接続して利用する。Yubi-Waを装着した指を自分の耳に挿入することで,骨伝導を用いて通話できる仕組みだ(写真下)。過去にドコモは腕輪型の骨伝導ハンドセットを参考出展したことがあるが,今回のYubi-Waでは新開発した耐振動性マイクを使うことで大幅に小型化した。

 ドコモの説明員は,「あごなどに当てる骨伝導式の端末は,振動が大きいため場合によっては通話内容が外部に聞こえてしまう。Yubi-Waは耳の中の骨に振動を伝えるだけで良いため振動が小さくて済み,通信内容も外部に漏れずに済む」とメリットを語る。Yubi-Wa本体には発信用のマイクも内蔵。実際会場でYubi-Waを装着してみたところ,思った以上にクリアな音質で通話できた。

 このほか,Yubi-Waを装着した指先をパチパチと触れあわせ,そのリズム・パターンによって発信や通話終了といった操作が可能。バッテリーも現在発売中のBluetoothハンドセットと同じ程度の,連続待ち受けで1日以上は持つという。

 実用化については「未定。まだまだ大きすぎるため,もっと小型化してから検討する」(説明員)。Yubi-Wa本体の半分はバッテリーが占めているため,骨伝導のシステム以外にバッテリーの改善が必要だという。

(堀越 功=日経コミュニケーション