東海旅客鉄道(JR東海)は2011年4月13日から、大手ソーシャル・ネットワーキング・サービス「facebook(フェイスブック)」上で東海道新幹線の販促ページ(Facebookページ)の運営を開始した。東日本大震災後の観光需要の低迷に歯止めをかけ、個人旅行者を引き留めるのが狙いだ。

 新しいページの名前は「EXお出かけ早特/春の休日に新幹線で旅にでかけよう」。5月末日までの運営を予定している。4月13日に「エクスプレス予約」会員向けのメールマガジンで告知した。

 「EXお出かけ早特」は3日前までの予約で料金を割り引くサービス。割引率は列車などによって異なるが、特にグリーン車の割引率を高く設定している。列車によっては東京~京都・新大阪間では通常の指定席料金以下の価格でグリーン車に乗れるのが特徴だ。

 従来からあるエクスプレス予約の会員向けページは、ビジネスユーザーを想定しており、時刻表や運賃表などを中心とした簡素な作りになっている。そこで個人旅行の需要喚起を目的に、新たにFacebookページを開設した。「熱田神宮を散策しよう」「親子で行こう大阪名物の旅」など主に日帰りで行ける旅行のモデルプランを紹介。口コミ効果も含め、エクスプレス予約の普段の用途とは異なる需要を掘り起こそうとしている。

 facebookに会員登録していなくても、旅行プランなどのコンテンツを閲覧できる。さらに会員登録済みの人は、「近所に住んでいるがこの店もお薦め」「地下鉄に乗り継いでいくのが便利」といった旅行プランに対する意見や感想なども書き込める。

 JR東海は他のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の活用も検討したが、フェイスブックはmixi(ミクシィ)などに比べて会員の年齢層が高く、新幹線利用者との親和性が良いと判断。また実名による積極的な参加を期待できることから、Facebookページの活用を決めた。

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