月間80億ページビューを超えるニュースサイトの老舗「Yahoo!ニュース」。2013年11月にリニューアルし、最近普及しはじめたレコメンド機能なども取り入れた。記事のバランスや中立性はどう維持しているのか、13字の見出しに込められた意味とは?編集リーダーの伊藤儀雄氏に聞いた。

Yahoo!ニュースは1996年にスタート。もう18年になるんですね。現在のページビューはどのくらいなんでしょう。

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伊藤儀雄(いとう・よしお)
1982年生まれ。東京大学経済学部卒。2005年中日新聞社入社。名古屋本社整理部を経て、愛知県瀬戸支局、富山支局で警察、司法、行政を担当。2009年5月にヤフー株式会社入社。Yahoo!ニュース「トピックス」の編集に携わる。2011年10月からニュース編集部リーダー。トピックスの編集統括のほか、ニューストップページのリニューアルなどに関わる。(写真は都築雅人、以下同)

伊藤:月によって変動はありますが、平均して月間80億ページビューです。パソコンとスマートフォン、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)を合計した数字です。ネットニュース業界では日本最大級です。ニュースをテーマごとに分類した「トピックス」を開始したのは1998年ですが、当初はたとえば「降雪情報」とか、「児童虐待問題」とか、ニュースのカテゴリがそのまま出ていた。その後、ニュースの内容がそのままわかる見出しの形に変わっていき、最終的に現行の13文字の見出しに定着したのが2001年ごろです。

編集作業のフローはどうなっているのですか。

伊藤:編集部は25人ほどいます。4交代で24時間365日ニュースを編集しています。年齢は30代が中心で、新聞記者とかテレビ記者とかメディア関係からの転職組が半分ぐらいを占めています。新聞、通信社など150社以上と情報提供契約を個別に結んで記事の配信を頂いています。媒体数では250弱になるでしょうか。一日に配信されてくる記事は3500~4000本。トップページに上げるのは70~100本ぐらい。50~40分の1に絞り込む計算です。

どういう編集方針で記事を取捨選択しているのですか。

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