ネットを介して好きなときに手軽に学べるのが特徴のプログラミング学習サイト。米国発の「Codecademy」が有名だが、国内では気軽に見られる3分以内の動画でプログラミングの基本を無償で学べる「ドットインストール」が注目を集めている。小学生プログラマも利用するなど(関連記事)、プログラミング入門者の強い味方になりつつあるようだ。このドットインストールを設立して運営している田口元社長に、その意義と今後の展開について聞いた。

(聞き手は田島 篤=出版局)


ドットインストールのユーザー規模を教えてください。

写真1●ドットインストールのWebサイト
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 現状は、登録ユーザー数で8万人を超えたぐらいです。登録せずにドットインストールの動画を見ている人はカウントしていません。8万人のうち、どのくらいのユーザーがアクティブなのかはそれほど重視していません。学習サイトですので、毎日来てほしいというよりも、ユーザーごとのペースで、無理なく継続して学習してほしいと考えています。

 5月下旬時点で約130レッスンがあります。動画数は約2000本です。これらのすべてが3分以内の動画です。だいたい1週間に数本の割合でコンスタントに作り続けています。私を含めたドットインストールの社員二人で作成しています。

 初心者を対象にしていますので、HTML入門、JavaScript入門、CSS入門が人気です。ただ、すでにエンジニアになっているの方が新たな言語を学ぶきっかけとして使われる場合もあります。

写真2●人気講座「HTML入門」の場合、全22回で構成。各回は3分以内の動画で説明される
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このサイトを始めた理由は?

 大きな理由は、プログラミングが好きで他人に勧めたかったことと、教育分野への関心が高かったこと。これら二つがきっかけです。私は、今までセミナーなどで講師を務める機会が多々あり、教えることは結構好きです。そのため、教育関係でなにかしら世の中の役に立ちたいと考え、初心者向けプログラミング学習サイトを手掛けることにしました。

 米国ではすでに、プログラミングを学べる無料Webサービスの「Codecademy(コードアカデミー)」など、コーディングの重要性に注目したトレンドが起きていました。そうした動きを意識した部分もあります。

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