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Facebookのニュースフィード心理実験、「この世の終わりにはあらず」

2014/07/03

Caitlin McGarry TechHive

 米Facebookが、一部ユーザーのニュースフィードに表示する投稿を操作し、ユーザーの感情に手を出していた。このニュースを初めて耳にした時、筆者の頭をまずよぎったのは「それで?」の一言だ。

 ニュースフィードは、筆者の頭と心を毎日魅了する。それもあって、筆者は相変わらずニュースフィードをチェックする。皆が独創的なやり方で婚約や妊娠を発表するのを見たい。遠く離れた家族の写真を見たい。御免だと思うのは、自らの人生に不平不満ばかり漏らしている人や、アバンチュールをこれ見よがしに披露している人だが、それも含めて、すべてFacebookの混沌の一部である。

 だが、Facebookが1週間にわたって行ったという心理実験は、それよりは不穏なものに感じられる。同社がこの実験で探ろうとしたのは、他人の感情が伝染するかどうかだった。例えば、悲しんだり落ち込んだりしている人々に囲まれていると、自分も悲しくなってくる可能性が考えられる。その実験のために、Facebookは、ユーザー全体のうち約70万人を2つのグループに分け、ニュースフィードに表示する投稿を操作した。一方のグループはネガティブな感情の投稿の表示を減らし、もう一方はポジティブな感情の投稿の表示を減らすというものだ。実験は2012年1月11~18日に実施した。

 この実験結果が2014年6月に学術誌で発表されたところ、Twitterやブログではすぐに怒りの声が沸き起こった。だが、Facebook上ではさほどでもなかった(少なくとも、筆者のニュースフィードでは、この件について1回も目にしたことはない)。

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