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Computerworld香港が選ぶ2013年の10大ITニュース(前)

2013/12/24

Computerworld Hong Kong staff

 Computerworld香港は、2013年にIT分野で香港と世界を賑わせた出来事を振り返り、10大ニュースを選出した。世界の出来事を香港の視点から捉えることで、日本からとはまた異なる見え方になるはずだ。第1位となったのは全世界を騒がせた、あのニュースだった。

1位:米NSAの内部告発者、香港につかの間の信頼

 米国家安全保障局(NSA)の元契約職員Edward Snowden氏は、米国政府がネット上で大規模なスパイ活動を行っていることを暴露し、世界を震撼させた。NSAは監視プログラムで米国と海外の市民のデータを収集していた。香港と中国のネチズンも例外ではない。

 同氏が明らかにした数々の情報から、エンタープライズITの世界では、ネット上のプライバシーや内部脅威に対する懸念が現在も続いている。

 Snowden氏をめぐる一連の騒動は、香港のIT界や政界にも衝撃をもたらした。同氏は当初、逃亡先として香港を選び、最初の情報をこの地で暴露したからだ。だが、香港の司法制度に対する同氏の信頼は長くは続かなかった。3週間後には、同氏はロシアに飛び、後に同国への一時亡命が認められた。

2位:香港の個人情報保護法改正で商習慣が変化

 香港では、Snowden氏がやって来る前からデータプライバシーの問題がメディアを賑わせていた。個人情報保護法にあたる「Personal Data (Privacy) Ordinance(PDPO)」が改正され、4月に施行となったからだ。今回の改正では、企業が顧客のデータをダイレクトマーケティングに利用する場合に、本人の同意を得ることと、オプトアウトの手段を用意することが義務付けられた。この結果、多くの企業では、IT担当幹部が法令遵守上の重要な責務を負うこととなった。

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