ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はソニーのAndroidタブレット「Xperia Z2 Tablet」をレビューする。液晶は10.1型ということで、やはりライバルはiPad Airとなるが、本体サイズや性能、使い勝手はどう違うのか、徹底比較した。

 10.1型サイズのXperia Z2 Tabletが登場した。お借りすることができたので、早速レビューしていこう。

 ケースから出した瞬間に、私は思わずほくそ笑んでしまった。なんたる薄さと軽さだろうか! 全体がフラットな形状なので、まるで板のような外観だ。エッジにアールを付けるデザインが巧妙で、数値よりも薄く感じる。また、本体サイズが大きいだけに、軽さには驚かされる。これなら、手に持って長時間使っていても負担が小さい。

 とはいえ本体の質感は、ギリギリ及第点といったところだ。高級感はホドホドだが、本体の大部分が樹脂製なのだろう、剛性感が今一歩なのだ。手にすると軽いが、ゆるい感じが伝わってくる。

 同じXperiaタブレットでも、両面ガラスのXperia Z Ultraは、高級感と剛性感が素晴らしい。それに対してXperia Z2 Tabletは、手にして「どうしても欲しい」と思わせるひと押しがちょっと弱いのだ。樹脂が悪いとは思わないが、樹脂で高級感を出すのは大変だ。ライバルたるiPadはガラスとアルミボディーで高級感を醸し出しているのだから、真っ向勝負を挑んでほしかったところである。

 例えば、あと30gくらい重くなってもいいから、手に伝わる質感を大切にしてほしかった。

Xperia Z2 Tabletは、10.1型液晶のプレミアムモデルだ
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本体カラーはブラックとホワイトを用意。残念ながら剛性感や高級感はiPadに劣る
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