今回は「Sylpheed」 というオープンソースのメールソフトを紹介します。Sylpheedは1999年ころから、筆者(山本博之)が中心となって開発している国産のメールソフトです。高速・軽量で、シンプルかつ高い操作性を備え、誰でも簡単に使えるのが特徴です。

 Sylpheedは、もともとLinuxで動作するメールソフトとして開発されたものですが、現在はWindowsをはじめとする多数の環境に対応しています。また、30カ国語以上の言語に対応しており、世界中で利用されています。

軽快な動作が最大の魅力

 Sylpheedは、2000年1月1日にバージョン0.1が公開されました。その後、2004年12月に1.0、2005年7月に2.0、2010年2月に3.0とメジャーバージョンアップを続けてきました。現在、正式リリース版としては3.4がリリースされています。

 Sylpheedは、何といっても動作が軽快なことが最大の魅力。軽量な実装となっているため、多少古いマシンでもストレスなく動作します。全体もしくはフォルダごとのメール数やサイズの上限などもなく、大量のメールも問題なく扱えます。

 メールソフトにとって最も重要な要素である「安定動作」と「データの保全」についても、最大限に配慮しています。1フォルダ内に数万通のメールを保存しても安定性は損なわれません。また、受信中にアプリケーションを強制終了してしまっても、受信中のメールが消えたり、メールボックスの状態に矛盾が生じたりしない設計となっています。

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