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情報処理学会デジタルプラクティス

ITpro

目次

  • 要求分析のための質的調査に基づくAsWas-AsIs分析手法

     業務システム開発者が,業務システムを構築するとき,そのシステムの利用者たちの要求を分析しなければならない.AsIs-ToBe分析に基づく要求分析は,AsIs分析を行い,次にToBe分析を行う.AsIs分析では,開発者は現在の状態をSystemas-isモデルに表し,利用者たちと合意する.合意したS…

  • 目的と手段の断絶を解消するビジネスモデリング方法論の実践

    ―気づきから要求を導く―

     複雑化し,急速に変化するビジネス環境において,システムへの正しい要求を把握することは容易ではない.現在システムには,複数のステークホルダにまたがり複雑に絡み合った問題の解決が期待されている.この期待に応えるためには,複雑な状況を整理し,その中から本当に必要とされているビジネス上の要求を把握し,それ…

  • 運転支援システムの運転者満足度評価のための多層型シナリオ分析

     高度な運転支援システムを開発するためには,運転者の不満や不安を解消して,安全を守るための要求分析を行う必要がある.我々は,運転支援システムを,運転者の満足というポジティブな感情と不満足といったネガティブな感情によって評価するために,サービスの顧客満足度を分析する手法であるカスタマー・ジャーニー・マ…

  • 要求獲得におけるステークホルダ識別手法の実適用評価

     情報システムの要求獲得プロセスにおいて,ステークホルダ識別は,要求の源泉を特定する上で重要なタスクである.ステークホルダの識別が不十分であると,突発的な要求変更,開発工程での作業の手戻り,使いにくいシステムの開発などの問題が発生するリスクが高まる.こうした問題を解決するために,本稿ではステークホル…

  • 人事・給与システム:大規模シェアード型府省共通業務情報システムの開発――ユーザ参画型の業務要求定義から――

     人事・給与システムは,最先端のIT 国家を目指すe-Japan 戦略に基づき開発された,世界最大級のシェアード型府省共通業務情報システムである.当初開発は困難を極めたが,効率的なシステムを目指すために行われた共同センター化による集中システム方式への転換を機に,各府省の多様な業務要求に対応するため,…

  • 超上流工程における合意形成手法「Exアプローチ」

     情報システム開発の超上流工程では,新しいサービスや業務プロセス(ビジネス要件)の検討と,それらを実現するためのシステム要件の開発とを並行して進める必要がある.本論文では,ユーザ企業と開発ベンダが協力の上,ステークホルダ間における合意形成を段階的に進めることによって,ビジネス要件とシステム要件の検討…

  • 要求開発手法HyThologyの開発と実践――REBOK実践の取り組み――

     超上流工程(企画・要件定義工程)を成功させ確実にソリューションを実現するために,日本で開発され世界的に注目されている要求工学知識体系REBOK(Requirements Engineering Body Of Knowledge)を活用した初めての実践事例として,要求開発手法HyThology(ハ…

  • 要求工学の実践ノウハウを集大成した要件定義手法Tri-shapingの実践

     昨今の企業におけるICT システムの位置づけは,効率化のための道具から,戦略的な武器へと変わってきている.これに伴い,要件定義の難易度が増している.経営や業務に対する価値を考えながら,業務自体を改革/改善でき,システム活用を具現化できる人材が求められている.この人材を本稿ではビジネスアナリストと呼…

  • TERASOLUNA:上流プロセスの整備・体系化の取り組み――システムの目的と要求の明確化に向けて――

     システム開発において何をシステム化するのか(システムの要求)を定義するためには,本来であれば何のためにシステムを作るのか(システムの目的)が明確化されていなければならない.しかしながら,システムに求められる内容が高度化・複雑化してくると,システムを利用するユーザ自身もシステムを活用して何を実現した…

  • 要求工学知識体系(REBOK)の誕生――ユーザとベンダの共通基盤を作る――

     要求工学知識体系(REBOK: Requirements Engineering Body Of Knowledge) は,現場で要求工学を実践するために,実務家と研究者が協力して世界に先駆けて開発し,2011 年6 月に刊行した.REBOK の開発では,ソフトウェア工学知識体系(SWEBOK),…

  • ビッグデータが何をイネーブルするか? その本質を議論しよう

    IBM東京基礎研究所 森本所長、ジンガジャパン 松原社長、東京大学 喜連川教授、東京大学 近山教授

     日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所所長の森本典繁氏とジンガジャパン株式会社・代表取締役社長CEOである松原健二氏の両名をお迎えし,本号のゲストエディタである喜連川優教授 (東京大学生産技術研究所) と近山隆教授 (本誌編集委員,東京大学工学系研究科) を加えた4名が,スマーター・プラネット…

  • 大規模分散処理システムのソフトウェア試験とその実践

     現在BigDataを利用するための処理基盤として,様々な大規模分散処理システムが開発されている.筆者らも大規模分散処理システムであるCBoCタイプ2(Common IT Base over Cloud Computing)の開発において,システム検証の業務に従事してきた.本論文では,大規模分散処理…

  • 商用サービス適用のための大規模分散処理システムの性能評価

     近年,BigDataに注目が集まる背景には,テラ~ペタバイト級データの管理や高速な分析処理を可能にする大規模分散処理システムの進展がある.本論文では大規模分散処理システムを商用サービスに適用する際に実施すべき性能評価として,一般的なベンチマークだけではなく,長期の安定運用性や故障に対する耐性等の観…

  • ビッグデータ時代のビジネス・インテリジェンス~次世代ビジネス・インテリジェンス~

     大量のデータとHadoopを用意さえすれば,利益につながる有用な情報が抽出できるようになると思われている風潮が少なからず存在する.“ビッグデータ”というバズワードに惑わされ,具体的な活用シーンをイメージできていない場合に最初に陥りやすい落とし穴の1つである.その一方で,早い段階から戦略的にビッグデ…

  • ビッグデータ価値化への挑戦――薬剤副作用分析と航空機着陸システムの安全性設計から

     本論文ではビッグデータ価値化への挑戦の活動について,薬剤副作用分析と航空機着陸システムの安全性設計を例にとり,プラクティカルな面に重きをおいて報告する.前者は診療報酬明細のデータから薬剤の副作用発現を同定する試み,後者はGPSを利用した航空機着陸システムでGPS信号の信頼範囲を分析する方式の開発で…

  • 大規模リアルタイム解析エンジンJubatusの創り方

     NTT PF研(現ソフトウェアイノベーションセンタ SIC)と株式会社Preferred Infrastructure(PFI)は2011年に大規模リアルタイム解析エンジンJubatusをオープンソースソフトウェア(OSS)として公開し,現在様々なビッグデータ活用の現場での利用検証を進めている.本…

  • 金融分野におけるビッグデータ分析

     マーケットデータやSNS,ニュースなどの膨大な各種テキストを蓄積し,分析を行うことが容易になってきている.本論文では,テキスト解析,データマイニング,分散処理を相互に活用したビックデータ分析手法の応用方法について概観を行い,特に金融分野での分析事例を紹介する.各事例についての分析の狙いや効果につい…

  • 楽天におけるビッグデータとその収集・解析基盤の構築

     楽天は1997年の創業以来,会員数・流通額・提供サービス数を急速に拡大させており,楽天市場を中心とする楽天のシステムでは,様々なサービスから生成される多種多様な大規模データが日々蓄積され続けている.ビッグデータと呼ばれるこれらのデータ群を,いかに統一的なプラットフォームで収集,解析し,ビジネス側に…

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