「シェアリング・エコノミー」という言葉を耳にするようになって久しい。シェアリング・エコノミーとは、モノや場合によっては人などを、多くの人で共有(シェア)することで生じる様々なビジネスを指す。

写真1●airbnbのホームページ

 例えば、利用していない部屋やアパートの一室を旅行者などに貸し出す「airbnb」などがその代表例で、同サービスを利用したことがある読者もいるだろう(写真1)。airbnbは利用されていない住居の提供だったが、そのほかにも自動車や自転車、さらに人の時間まで「シェア」するという試みが行われている。

 これらのサービスの提供が可能になったのは、情報通信ネットワークやスマートフォンなどの情報通信端末の発達が背景にあると考えられる。本稿では特に我々の生活の中に身近にある自転車に着目し、新たな技術を紹介するとともに、今後の展開について議論する。

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