Windows 7の画面
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 Windows XPのサポート終了を間近に控え、手元にあったWindows 7世代のノートPCをリカバリしてみた。2010年の秋冬モデルでテスト環境用に使っていたもので、久しぶりに電源を投入したらWindows 8のプレビュー版がインストールされていた。

 工場出荷状態に戻し、Windows Updateを適用したところ、136個の更新が見つかり、2時間近くかかって更新が終了し、真新しいWindows 7環境が整った。もちろん、Microsoftが提供する更新以外に、PCのベンダーが提供するユーティリティやデバイスドライバの更新もあるので、一通り使える状態にするまでには、けっこうな時間がかかる。

 当たり前の話だが、古いPCであるとはいえ、工場出荷状態に戻せば、きわめて快適に使える。そこで最新のアプリケーションをインストールしたり、処理の重いウェブサービスを利用したりすることで性能に不満を感じるようになるわけだが、実感としては4年前のPCでも十分に実用になるな、といったところだ。これでは、PCのリプレースが進まないのも仕方がない、といえるかもしれない。

Windows 7 RTMのサポート終了は2013年4月9日でした

 ちなみに、ここでリカバリしたWindows 7はSP1の適用されていないWindows 7 RTM(Release To Manufacturing)だった。したがって、Windows Updateをすべて適用しても、SP1が選択肢としてあらわれない。これは、Windows 7 RTMのサポートが昨年4月に終了しているためだと思われる。当たり前といえば当たり前なのだが、これはどうかとも思う。サポートが終了するというのはこういうことなのだと痛感もした。このことは、意外な落とし穴だ。

 そこで、MicrosoftのサイトからSP1を手動でダウンロードし適用し、さらにWindows Updateで91個の重要な更新を適用する必要があった。その中にはIE10へのバージョンアップも含まれ、そのあとさらにIE11にバージョンアップされた。これらの作業にほぼ半日だ。

 XPのサポート終了に伴い、XPを使い続けてた実家の家族のために、眠っているお古のPCを譲るといったケースは少なくないと思うが、それが、Windows 7機の場合は注意が必要だ。

 Windows XP終了まであと2週。

山田 祥平(やまだ しょうへい)
フリーランスライター
1980年代、NEC PC-9800シリーズ全盛のころからパーソナルコンピューティング関連について積極的に各紙誌に寄稿。Twitterアカウントは @syohei