近未来的なメガネ型情報端末の試作機を公開し、国内外の注目を浴びているベンチャー企業のブリリアントサービス。同社が開発を進めているのは、端末のプラットフォーム(OSと機器の仕様などのセット)である「mirama(ミラマ)」だ。杉本礼彦社長は「ここ日本から世界市場を狙う」と意気込む。

(聞き手は高下 義弘=日経コンピュータ

メガネ型情報端末用のプラットフォームである「mirama(みらま)」が話題になっています。2013年2月にスペインで開催されたモバイル見本市「Mobile World Congress 2013」では、mirama搭載の試作機が注目を浴びたそうですね。

(写真:北山 宏一)

 展示した試作機には人だかりができて、多くの人に体験してもらいました。いったんお貸しすると、なかなか戻ってこないほどでした。日本のメディアはもちろん、スペイン、米国、英国、フランス、ロシアなどのメディアでも取り上げられました。

 miramaの特徴は、操作方法にジェスチャー入力を採用しているところです。メガネのフレーム上部にカメラとセンサーを搭載し、利用者の手の位置を認識します。

 展示した試作機では指を筆代わりにして描く書道アプリを動かしたのですが、たくさんの人に「面白い」という感想をいただきました。地図アプリでは、親指の向きに従って視点が上下に動きます。OSの操作もジェスチャーを使います。手話で用いる、電話のジェスチャーをすれば電話がかけられます。

 今当社ではmiramaを搭載したメガネ型ウエアラブルコンピュータを世界に展開しようと、準備を進めています。当社がプラットフォームのライセンスを提供し、機器メーカーがそれを搭載したハードウエアを販売する、という形態を想定しています。

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