今回は、前回解説した「2014年問題」を契機に関心が高まってきているオープンソースの基本ソフト(OS)について説明します。

山のようにあるLinuxベースのOSはそれぞれ何が違う?

 職場や家庭で広く使われているPCの多くは、米マイクロソフトのWindowsというOSで動いています。一方で、世の中にはLinuxをベースにしたOS(正しくはLinuxディストリビューション)が山のようにあります。

 日本人向けとして代表的なLinuxベースのOSは、「Ubuntu」「Fedora」「OpenSUSE」などの海外製、あるいは「Vine Linux」などの日本製のものです。これらはどれもLinuxをベースにしていますが、見た目や使い勝手が異なります。

 自動車で例えるなら、エンジンは全て共通ですが、ボディやインパネなどの内外装、あるいは駆動系やブレーキなどがそれぞれ異なっているというのがLinuxディストリビューションなのです。その観点から、AndroidもLinuxディストリビューションの一つということになります。

デスクトップ環境や標準搭載アプリなどに違い

 内外装に関しては、「デスクトップ環境」の違いが最も大きいと言えます。最近のLinuxディストリビューションの多くは、ユーザーの好みに応じてデスクトップ環境を簡単に変更できるようになっています。Linuxディストリビューションの場合、「Unity」「GNOME」「KDE」というデスクトップ環境が3大メジャーです。ほかにもたくさんのデスクトップ環境があります。

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