写真1●米アップルのiPhone 5c
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 携帯端末の主流は、従来のフィーチャーフォンからスマホ/タブレット型端末へと着実に移り変わっています。2013年9月20日に世界中の注目を集めて米AppleのiPhone 5c/5sの販売が開始されましたが(写真1)、同社によるとその販売台数は3日間で900万台に上ったとのことです。

 スマホ/タブレットが従来の携帯端末と大きく異なる点の一つに、ネイティブ/WebアプリによるWebコンテンツとの連携強化が挙げられます。そして、この特徴から、スマホ/タブレット向けの周辺機器やアクセサリーにも、従来のフィーチャーフォン向けのものとは異なる新しい発想の製品がうまれています。

 本コラムでは、「スマホ/タブレット時代の“ものづくり”」と題し、ネイティブ/Webアプリにとどまらない新しい体験を実際の事例や案件をもとに紹介します。

スマホのイヤホンジャックを利用する

写真2●Beatplug
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 写真2に示すカラフルなイヤホンプラグ型アクセサリー。この製品はBeatroboが現在、開発中の「Beatplug」と呼ばれるガジェットです。Beatplugはスマホ/タブレットのイヤホンジャックに挿入して利用します。Beatplugを挿入するとアプリがそれを検知し、同社のソーシャル音楽サービス「Beatrobo」上にある情報にアクセス、音楽視聴に関する様々なコンテンツがプラグを通じて提供されます。

 その一つが、楽曲のプレイリストの共有です。Beatroboでは「Youtube」「Soundcloud」などのWeb上の音楽・動画サービスから、気に入った楽曲のリストを作成することができ、それをロボット型のアバターとして管理します(写真3)。

写真3●ソーシャル音楽サービス「Beatrobo」
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写真4●Beatroboでは楽曲のリストをロボット型のアバターで管理する
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 この「ロボット型のアバター(写真4)」のコンセプトが非常に面白く、それ自体が意思を持ったペットのように他のユーザーに勝手に遊びにいったり、逆に他のユーザーのロボットが遊びに来たりします。このアバターと音楽のプレイリストを通じてユーザー同士がつながることがBeatrobo最大の魅力です。「なぜロボットなのか?」については特に明らかにされていませんが、同社CTOであるたけいひでゆき氏(同氏のサイト)がロボティクス(ロボットを主に扱う工学の分野の名称)に精通していることが影響しているのかもしれません。

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