第45回でGoogle Playの新着アプリを分析した際、大きく数が伸びていたのが「教育」のカテゴリだ。最近はスマートフォンやタブレットを使ったeラーニング、幼児教育への活用などが注目されつつあることから、このカテゴリに属するアプリは今後さらに大きく伸びると考えられる。

 では、教育カテゴリではどのような内容のアプリの人気を高く、どの程度の売上があるのだろうか。App StoreとGoogle Playの教育カテゴリを分析してみよう。

伸びが大きい教育系アプリの動向を探る

 スマートフォンやタブレットでは、ゲームや電子書籍、娯楽系のアプリが高い注目を集める傾向がある。だがそうした中にあって、最近伸びているのが教育系ジャンルのアプリだ(写真1)。教育・知育系のアプリは、ニーズが確実にあることに加え、継続的な利用に結び付けられることから収益を上げやすいジャンルともいえる。

写真1●スマートフォン向け教育サービスに対する注目度は高まっている
写真はKDDIが提供する学習支援サービスの例
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 実際、最近はスマートフォン向けの教育・知育系アプリやサービスに取り組む企業が大幅に増加しており、例えばドリコムのソーシャルラーニングアプリ「えいぽんたん!」が30万ユーザーを突破したほか、メディアアクティブの育児支援アプリ「おにから電話」などは、メディアに頻繁に取り上げられ高い注目を集めるなど、一定の実績を上げるケースも出てきているようだ。

 ターゲットが限定されるためゲームアプリのように目立った伸びを示すことはないものの、ターゲットを絞ることで確実に利用者を増やしやすい。教育のためのノウハウが必要であることから参入障壁も比較的高く、誰も容易に参入できるわけでもない。こうした点から、今後の市場性も高いと考えられる。そこで今回は、教育カテゴリに属するアプリの傾向を調べることで、教育系アプリの中でもどのような分野のアプリに人気があるのかを分析していく。

 なお今回調査対象としているのは、App Store、Google Playの「教育」カテゴリに属する、「有料」「無料」「売上」の各ランキング上位50位以内のアプリである。またアプリの内容分類は、筆者の判断によるものであることにはご了承頂きたい。

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