Facebookアカウントの乗っ取りによる被害が急増しています。(参考記事:Facebookが注意喚起、“架空の友人”3人以上承認でアカウント乗っ取りリスク

 その手口の1つとして大きく脚光が当たっているのは、“見知らぬアカウントからの友達申請”であることをご存じの方も多いでしょう。では、友達申請を受けただけなのになぜ自分のアカウントを乗っ取られるのでしょうか。乗っ取りとは具体的にはどのような手口で行われ、どのような被害が起こるのでしょうか。そして、そのような被害に遭わないためには、どのような対策をすべきなのでしょうか。3人からの友達申請を承認したことで発生するリスクについて、詳細に解説していきます。

よくあるスパムアカウントからの友達申請の先に

 読者の皆様にも、見知らぬ人から友達申請が届くという方が多いことでしょう。筆者のところにも、多数のスパムアカウントからの友達申請が来ています。実はこれらの多くは、アカウントの乗っ取りが目的であると考えられています。このようなアカウントは「スパムアカウント」などと呼ばれ、最近の多いパターンは以下のような共通する特徴を持っています(図1)。

  • アカウントは、最近作ったばかり(1カ月以内であることが多い)
  • アカウント名は、アルファベット表記
  • 投稿内容がない
  • 顔写真がない(顔写真の部分の画像が男性になっている)
  • 名前は女性だが、プロフィールが男性または不明
  • 「いいね!」は、サッカー日本代表、フェイスブックジャパン、フェイスブック・ナビのいずれか、またはすべて

図1●スパムアカウントの例
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 このほかにも、「なりすまし友達申請」と呼ばれる手口では、実際の友達の同姓同名のアカウントを作成することで友達になりすまして申請をしてきます。女性をかたるアカウント場合は、結婚前の旧姓などを使うケースもありました。

 さらにはFacebookの初心者や、設定のミスなどで友達を解除してしまったり、投稿内容が消えてしまったりという人を装ってくることもあります。以下は、最近筆者に友達申請をしてきたスパムアカウントにあった投稿内容です。

<事例1:初心者を装う>
「わかってきた!・ω・知り合いかもに友達が居た!( ̄∀ ̄*)友達100人出来るかな♪そういえば誕生日もうすぐだなぁ。。。彼氏欲しいなぁ(´・ω・`)」

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