先日あるメディアの記事で、ソーシャルメディアの活用が大きくなっている中、オンライン小売(Eコマース)の分野ではeメールの方が、はるかに重要である可能性があるという内容のレポートが話題になった(関連記事)。

 この内容は、マーケティング情報企業であるcustoraが、先日米国内の86の小売サイトを利用した7200万人の顧客を対象とした詳細な分析の結果をまとめた「E-Commerce Customer Acquisition Snapshot」と呼ぶレポートが言及している。レポートによれば、2009年から2013年にかけての4年間で、eメールを顧客の購買行動につなげたオンライン小売業者の数が、約4倍に増えているという。

 一方でFacebookやTwitterといったソーシャルメディアにも言及している。Twitterから誘導された顧客はライフタイムバリュー(顧客生涯価値)で平均を23%も下回るなど、ソーシャルメディアがEコマースのパフォーマンス向上にそれほど貢献していないとの視点で解説している。

 このレポートでは、eメールだけでなくCPC(Cost per click)方式の広告や、オーガニック検索(検索エンジンにおける検索結果のうち、 スポンサー広告などの結果を含まないもの)が、Eコマースのパフォーマンスを向上させる手段では非常に有効としている。

 この中で特にeメールは、ここ2~3年で顧客の購買行動につなげるツールとして多く使われており、非常に高い成果を導き出している点が注目されている。もちろん、eメールはこれまでもマーケティング施策などで、半ば当たり前のように使われ続けていた。さらに最近になって、そのパフォーマンスが改めて評価されるようになり、活用の仕方でも研究が進んでいる。

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